調 教 部 屋 。【青葉城西・ハイキュー】

１３匹。 ページ14

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「ちょ、国見！ちゃんと髪乾かせ！」


「え、めんどくさいからいい」






国見くんと金田一くんが先にお風呂から上がってきた。



部屋に入り、私の姿を見つけると、心底嫌さそうな顔をされた。


そ、そこまでされると、さすがにヘコむ……。






「えぇと……あ、アイスとか、食べる？」


「あ、ありがとうございます！」






金田一くんはぺこりとお辞儀し、国見くんはそっぽ向いた。


そして、スタスタと冷蔵庫に向かって行ってしまった。






「はぁ……」


「す、すみません…国見が……」


「あ、ううん！金田一くんは、悪くないし……私がまだまだだから…」






そう、私の力不足。


力不足…だから……。






チョコミントのアイスを２つ持った国見くんが部屋に戻ってきた。


片方を金田一に軽く投げて渡し、座って食べ始める。






……は、反抗期の息子を持った気分…。


って、私まだおばさんじゃないし！




というか、子供や結婚どころか……恋人もいないし、ね。

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