episode14 ページ16
月島 side
手に入るはずのないもの
僕は君を傷つけてばかりだ。
そんなの分かってる。
『＿＿＿＿＿＿＿大好きだったよ』
彼女はとても切なく笑った。
僕にはすぐわかった。
感情を心に閉じ込めたのだと
「…はははっ」
いいのか悪いのか分からなくなりそうだ。
「ツッキー！！夕飯もう少しだよ！！」
「わかってるよ」
でも、ああ
君の王様への思いが閉ざされた。
僕はそれで満足。
君がどれだけ王様のことを思っていても
君が僕のことが嫌いでも
君は僕という人間の隣にいることしかできない。
君も王様も僕もこれで幸せになれるね。
・
夕飯も食べ終わり
山口と烏野の部屋に向かっていると
「てめぇ！！！」
なんで僕は王様に胸倉をつかまれている？
「ちょっと、影山！！なにしてるの！」
「山口は黙ってろよ」
「…何かした？」
「なにって、Aのことに決まってるだろ！！」
そっか、
「ふられたもんね、君」
殴られた。
当然…
いや
僕は何とも思わないよ。
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ひい - そんなの言ってたらキリないやん笑 (2018年8月18日 23時) (
レス) id: 3ed519bf0e (このIDを非表示/違反報告)
さき - ハイキューと恋と嘘を元にして、話が似ている作品があります。 (2018年3月30日 2時) (レス) id: 6569e4c4f0 (このIDを非表示/違反報告)
かげりん - この作品を読んで、泣きそうになりました。作者さんは、すごいですね!この作品にドハマリです!!更新、頑張ってください!楽しみにしてます♪ (2017年12月16日 10時) (レス) id: 01dfe19ebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎZ | 作成日時：2017年10月15日 0時
