【文スト】中原中也が好きすぎて 短編集

嫉妬？ ページ33

芥川「Aさん、もういい加減解放して下さい」



A「え？なんて言ったの聞こえなーい」




只今Aの部屋で椅子に紐で固定され、手錠をかけられている芥川



芥川「いや、だから解放...」




A「龍ちゃんが勝手な行動ばかりするから、私が見張ってあげてるだけよ？何か問題でも？嫌なら異能でも使えば？あ」




A「使えないんだった☆」



Aの異能は太宰と同じ異能無効化



太宰と違う点は




直接触れなくても使えること



芥川「.....ちっ」



A「はい舌打ち聞こえてまーす」



中也「A、入るぞ」



A「どうぞー、あ、中也さん」



中也「.....えっと、なにしてんだ？」




A「いや、違いますよ？！こういう趣味があるとか、決してそういうことでは」



芥川「先程鞭で叩かれそうになりました」



A「龍ちゃん？！嘘言わないでくれるかな？！」



中也「......そうか」




A「いや、本当に違いますよ？！」



中也「芥川、Aちょっと借りていいか？」



芥川「......僕を借りて行くという方法は「ない」



中也がAを呼んで廊下で立ち止まる




A「あの、どうしました？」



中也「手前、なにアイツ(芥川)部屋に入れてんだよ」




突然



壁ドンされた




A「ちゅ、中也さん壁ドンですか？なかなか流行には敏感なんですね、もう結構ブーム去ってるかんじですけど..「話をそらすな」



中也「芥川見張るならどこでも場所はあったろ」



A「私は、部屋からでたくないので...」




中也「気に入らない」



ただその一言が





何故か嬉しくて




A「中也さん、もしかして嫉妬してたりして？」




ちょっとふざけ半分で言ってみた





中也「.......だったら悪いかよ」




いつか貴方に好きだと伝えたい




芥川「(......いつ解放されるんだろうか)」

俺の彼女はズルい→←好きだから

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