名前が知りたくて ページ19
中也「さっみぃな....」
雪の降る夜
外を1人ふらふらと歩いていた
公園に入って少し休憩しようと思ったら
少女がぽつんと
ベンチに座っていた
雪が降っているにも関わらず
それとは似合わない薄着で
中也「おい、手前、風邪引きてぇのか」
俺は着ていたコートを少女に被せた
A「私、寒くないので大丈夫ですが?」
余計なお世話、とでも言いたげな顔
中也「はぁ?!手前熱でもあるんじゃ...」
A「私、本当に寒くないからこの服装なんです」
さも当たり前、のような顔
中也「あっそ。こんなところで1人でなにしてんだよ」
A「貴方も1人でいるくせに、よく私にその質問出来ますね。そっくりそのまま質問お返し致します」
なんか
可愛くねぇ
中也「......散歩だよ」
A「では私も散歩です」
なんかムカつく
中也「手前、友達いねぇだろ」
A「怪しい人には教えません」
中也「あーそーかよ。じゃあな。俺は帰る」
A「おかえりください」
本当可愛くねえ
次の日
雪は降っていなかった
いつものように夜
公園にいくと
中也「げ」
A「.......貴方暇なんですか?」
中也「何でいるんだよ」
A「こっちのセリフなんですけど」
しばしの沈黙
A「.....名前、なんて言うんですか」
中也「は?なんだよ突然」
A「3回も会って話もしたことがあるのに、名前をお互い知らないのはどうかと思いまして」
中也「.....なんだそれ。俺は中原中也
手前は?」
A「私は上川、A」
数日前
夜、家を飛び出た時に辿り着いた公園には1人の男性がいた
その男性はベンチに座って星を見ていた
そんな姿に
私は恋をした
彼に私を知ってもらいたくて
次の日、雪が降っていたあの日に
公園にいった
今日は来るのかな
わからないけど
なんだか彼を思ったら
全然寒さなんて感じなかった
名前を知ったその日
運命が動き出す
- 金 運: ★☆☆☆☆
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あっちゃん - 中也ぁぁぁぁぁぁぁ!!グハッ(´▽`) (2016年11月25日 0時) (レス) id: 3ce3f6357a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー - こうめさん» 有難うございます泣!!!更新頑張ります!!! (2016年11月25日 0時) (レス) id: 0653730bb3 (このIDを非表示/違反報告)
こうめ - 中也ァァァァァ!!作者さん神ぃぃぃぃぃ!! (2016年11月15日 18時) (携帯から) (レス) id: 76f089da6a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー - シオ松さん» ご指摘ありがとうございます、申し訳ありません!なおさせていただきます! (2016年11月15日 0時) (レス) id: a5d8c95a2a (このIDを非表示/違反報告)
シオ松 - 一夜過ごした君との1が名前のままなのと、3で首領が頭領になってますよ (2016年11月13日 21時) (レス) id: 0af1283bc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆっきー | 作成日時:2016年7月9日 16時