言葉に出すのは難しい ページ11
A「ねぇ中也〜」
中也「呼びましたか。Aさん」
A「歩くの疲れたからおんぶして〜」
中也「.......そのくらい歩いてくださいよ」
呆れながら言い放つ
A「そんなこと言いつつも、いつも運んでくれるから中也は優しいね」
中也「Aさん、一度言ったことは絶対じゃないですか」
そんな風に笑顔を向けられたら
甘やかしてしまいますよ
A「中也実は優しいんだもんね〜」
中也「褒めても何も出ませんよ、早く乗ってください」
Aさんを背中に乗せると伝わる熱
俺の鼓動聞こえてないといいんだけど
A「ねぇ中也、すごい脈早くない？体調悪いの？」
吐息が耳にかかってくすぐったい
中也「大丈夫ですよこのくらい。行きますよ」
Aさんは俺の事、なんとも思ってねぇのに
ダセェ
A「ねぇ中也、好きな子いる？」
中也「なっ、なんですか急に！」
A「あ！その反応いるでしょ〜？誰なの？」
Aさんですよ
なんて言えるならとっくに言っている
中也「いませんよ、突然どうしたんですか」
A「えーケチ」
中也「....Aさんは、いるんですか」
聞いてしまった
最悪な質問
A「えー内緒」
あぁ
いるんだろうな
ったく俺も馬鹿だよな
A「すっごい優しいんだよ、その子」
中也「そーなんですか」
聞きたくない
告白してもないのに振られた気分だ
A「でもすっごい不器用で、素直じゃなくて意地っ張りで」
A「小ちゃくていつも帽子かぶってる男の子なんだけどね？」
え？
中也「それって..「私、待ってるの、その人から言ってもらえるの」
俺の肩に置いてあった腕が優しく包み込む
A「私、意外と健気でしょう？」
___後日___
中也「あの、俺.....」
「Aさんの事....」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
現在
A「いや私めっちゃ頑張ったよね、本当に。中也が奥手すぎて私から言ったようなもんだよね」
中也「A、それ以上言ったらまじで襲うぞ」
A「ごめん中也許して」
「だって可愛かったんだもん」
言葉に出すのは難しい
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あっちゃん - 中也ぁぁぁぁぁぁぁ！！ｸﾞﾊｯ(´▽｀) (2016年11月25日 0時) (
レス) id: 3ce3f6357a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー - こうめさん» 有難うございます泣！！！更新頑張ります！！！ (2016年11月25日 0時) (レス) id: 0653730bb3 (このIDを非表示/違反報告)
こうめ - 中也ァァァァァ!!作者さん神ぃぃぃぃぃ!! (2016年11月15日 18時) (携帯から) (レス) id: 76f089da6a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー - シオ松さん» ご指摘ありがとうございます、申し訳ありません！なおさせていただきます！ (2016年11月15日 0時) (レス) id: a5d8c95a2a (このIDを非表示/違反報告)
シオ松 - 一夜過ごした君との1が名前のままなのと、3で首領が頭領になってますよ (2016年11月13日 21時) (レス) id: 0af1283bc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきー | 作成日時：2016年7月9日 16時
