28話 ページ31
〜エレンside〜
リヴァイ兵長…。
来るとは思ってたけど
思いの他…すごく早かった。
リヴァ「…俺は忙しい。だから簡潔に答えろ。
お前は此処でAと何をしていた――？」
リヴァイ兵長の手が
俺のシャツを掴み俺を壁へ押し付ける。
エレ「それは…」
リヴァ「早く答えろ。」
ﾎﾞｺﾞｯ
エレ「ｸｯ…」
膝蹴りが腹に命中。
腹部に鈍痛が走る
痛みに悶絶して膝を着いた俺の髪を掴み
無理やり顔を上げさせると
強い殺気を放ちながら
リヴァイ兵長は俺を見下ろす。
リヴァ「お前が答えないならAに聞くしかねぇな」
エレ「それはッ…」
リヴァ「嫌ならさっさと話せ。」
エレ「…」
黙り込む俺の顔に
また蹴りが飛んでくる。
リヴァ「…俺が何も気づいていなかったとでも？
大方、俺だって知ってる。だが確証が無い。
だからエレン、お前にこうしてわざわざ聞きに来たんだ。」
エレ「俺は…」
…もう、どうにでもなれとヤケになって…
それで気づいたら…。
エレ「…俺は、Aさんを押し倒して
キスをして…それから気付いたらリヴァイ兵長がそこに…」
リヴァ「ほう？それでは
Aの首の“あの跡”もお前が付けたのか？」
エレ「…分かりません」
ﾎﾞｺｯ
また、腹部に鈍い痛みが走る
リヴァ「なぁ、エレン。お前は何故そのようなことをした？何か弁解はあるか？
…ないなら今からキッチリ躾をしてやらねぇといけねぇが」
“躾”その言葉を聞いた途端に
自然と体が強張る。
…俺はタダ…ただ、…
エレ「…俺は、Aさんの事をずっと…今までずっと…好きだったんです。
最初の頃は、幼馴染みとしてでしたけど…」
リヴァ「…」
エレ「それを、伝えようと思ったのは今日だけじゃなかった…
だけど…いつもリヴァイ兵長が…来て邪魔したじゃないですか。」
リヴァ「邪魔だと？」
…これ以上いったらまた殴られるか。
――いいや、どっちにしろ
躾という名の暴力を受けるのは目に見えてる。
それならいっそ、
全部思った事言ってしまえばいい。
エレ「そうです。俺がAさんと
少しでも二人きりになると…どこからか割って入ってきて…
俺の気持ちすら…リヴァイ兵長は
Aさんに伝えようとさせてくれなかったじゃ無いですか…」
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みきの - すっごくおもしろいですね。頑張ってください。 (2016年11月11日 17時) (
レス) id: 18768da2c2 (このIDを非表示/違反報告)
リヴァアル - 頑張って下さい！応援してます！(`・ω・´)キリッ (2014年2月24日 23時) (レス) id: 791e6fddbf (このIDを非表示/違反報告)
マイ・イェーガー - 応援しています！頑張ってください！ (2013年9月11日 19時) (レス) id: aa4d259fb6 (このIDを非表示/違反報告)
夜猫く(｡･ω･｡)／＠受験生(プロフ) - さきさきおこｋさん» なにっ!?(;ﾟДﾟ)! 15ｍ〜3ｍ級までしかいないんですか(# ﾟДﾟ)。 すいません、訂正しときます!!ご指摘ありがとうございましたm(＿＿)m (2013年8月22日 14時) (レス) id: 26aaebc54b (このIDを非表示/違反報告)
さきさきおこｋ(プロフ) - あれっ！？１１話のところに、１８メートル級って書いてるよん！１５の間違いかな？（１５が巨人の最大だしね・・・超大型除く） (2013年8月21日 22時) (レス) id: ef583804cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜猫
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/tutimikado121134/
作成日時：2013年4月4日 15時
