2話 ページ4
このまま私まで帰るのは
ハンジが可哀想だし…。
貴「…はぁ」
ため息をついた私の肩に
ハンジが手を載せる
ハン「それでさー、前候補に挙がってた
ベルロとオーカも良いんだけどね、私は更にいい名前を発見したんだ。
人を殺しまくってた殺人鬼の名前なんだけど―――…」
・
・
・
貴「…それでいいね」
ハン「そうだね。今度の巨人はこれにして、次捕まえた巨人の名前は何にしようか？
例えば、ソニーとビーンを組み合わせて――…」
貴「…もう、それでいいと思う。」
ガチャッ
リヴァ「おい、ハンジ。エルヴィンが呼んでるぞ」
…あ、救世主。
ハン「わかった。それじゃぁ、またあとで話そうね、A」
貴「う、うん…」
嬉しそうにハンジが食堂を出ていく。
…まぁ、本人嬉しそうだから良かったのかな。
貴「疲れた。」
机に突っ伏していると
私の鼻を美味しそうなコーヒーの匂いが擽る。
顔を上げるとそこにはリヴァイ。
貴「…この薄情者」
リヴァ「今朝の報いだ。」
貴「チビ」
リヴァ「次は助けねェぞ馬鹿」
貴「次はリヴァイの番だし」
リヴァ「賭けてみるか？」
貴「いいよって…苦ッ。」
…これブラックだし。
リヴァ「何を賭ける？」
貴「それじゃぁ、私が一個だけリヴァイの言うことなんでも聞く。」
リヴァ「なんでも？」
貴「うん。その代わりに、そうだなぁ…
リヴァイ負けたらエルヴィンに向かって『ヅラ』って言って。」
リヴァ「…いいだろう」
飲み干したコップを机上に置いて
表情を一切変えないリヴァイ。
…多分リヴァイはエルヴィンに
『ヅラ』って言ったらどうなるかを知らないんだと思う。
何年か前に私が言ったら
大変なことになったんだから
リヴァイが言ったらどうなるかな
…面白そう。
貴「よし、交渉成立〜♪」
飲み干したコーヒーカップを持って
勢いよく立ち上がった私の肩に
ポンッ大きな手が置かれる。
…ん？誰だろう。
エル「珍しいな。二人で何の話をしていたんだ？」
…げっ…エルヴィン。
いつからそこに…
エル「A。少し、話をしないか」
貴「…遠慮します」
エル「遠慮しなくていい、行こうか？」
貴「…はい。」
…エルヴィン目が…目が怖いよ？
本当にキレてるよ殺されないかな…って、なんで私だけ…？
リヴァイと目が合う。
私が睨むとフッと鼻で笑った
…あのチビ、あとでぶっ殺す。
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みきの - すっごくおもしろいですね。頑張ってください。 (2016年11月11日 17時) (
レス) id: 18768da2c2 (このIDを非表示/違反報告)
リヴァアル - 頑張って下さい！応援してます！(`・ω・´)キリッ (2014年2月24日 23時) (レス) id: 791e6fddbf (このIDを非表示/違反報告)
マイ・イェーガー - 応援しています！頑張ってください！ (2013年9月11日 19時) (レス) id: aa4d259fb6 (このIDを非表示/違反報告)
夜猫く(｡･ω･｡)／＠受験生(プロフ) - さきさきおこｋさん» なにっ!?(;ﾟДﾟ)! 15ｍ〜3ｍ級までしかいないんですか(# ﾟДﾟ)。 すいません、訂正しときます!!ご指摘ありがとうございましたm(＿＿)m (2013年8月22日 14時) (レス) id: 26aaebc54b (このIDを非表示/違反報告)
さきさきおこｋ(プロフ) - あれっ！？１１話のところに、１８メートル級って書いてるよん！１５の間違いかな？（１５が巨人の最大だしね・・・超大型除く） (2013年8月21日 22時) (レス) id: ef583804cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜猫
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/tutimikado121134/
作成日時：2013年4月4日 15時
