24話 ページ27
…苦しい。
エレン…やめて…。
…私はこんな解決の仕方望んでない。
エレンもそうでしょ？
本当はこんなことしたくない。
はずなのに…
貴「ﾊｧｯ…ｴﾚ…」
エレ「ッ…」
エレンの舌が私の首を這う。
こんな声を出したら
無駄にエレンを刺激してしまうのは分かっているのに
否応なしに体は反応してしまう。
抵抗してもこれが性別の差なのか
エレンの力には勝てなかった。
…――なんて、たぶん…嘘。
私だって本気になれば、がむしゃらになって押せば
エレンぐらい簡単に躱せるはずなんだ。
だけど…
私は、エレンを突き飛ばさなかった。
――突き飛ばせなかった。
このままこの行為を続けていれば
全て終わったあと傷つくのは私だけじゃなくてエレンも同じ。
むしろエレンの方が深く傷つくに決まってる。
分かってる。
全部、頭では理解してるのに…。
だけど、いざ手に力を込めようと思っても…
エレンを見ると…出来なくなる。
このまま続けていてはいけない。
だけど、エレンを傷つけるだけの勇気は私には――…ない。
貴「エレンｯ…」
貪る様な深いキスに酸素が頭に回らなくなって
だんだん意識が薄くなっていく。
ここで、意識を手放したらダメ。
だけど――もう…
徐々に視界がボヤけて
エレンの表情すら読めなくなったその時―――。
コンコン
と、部屋をノックする音が。
エレンにも聞こえたのか
私のシャツのボタンにかかっていた手をどけて
私の上から降りる。
エレンは慌てて服を直すと
ドアの方に歩いていく。
…誰だろう
エレ「誰…ですか？」
恐る恐るドアを開けるエレン。
そして、聞こえた
聞き覚えのすごくある。
「俺だ。」
っていう無愛想な返答。
エレ「…リヴァイ…兵長」
遠目にでもわかった。
エレンの体が硬直したのが。
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みきの - すっごくおもしろいですね。頑張ってください。 (2016年11月11日 17時) (
レス) id: 18768da2c2 (このIDを非表示/違反報告)
リヴァアル - 頑張って下さい！応援してます！(`・ω・´)キリッ (2014年2月24日 23時) (レス) id: 791e6fddbf (このIDを非表示/違反報告)
マイ・イェーガー - 応援しています！頑張ってください！ (2013年9月11日 19時) (レス) id: aa4d259fb6 (このIDを非表示/違反報告)
夜猫く(｡･ω･｡)／＠受験生(プロフ) - さきさきおこｋさん» なにっ!?(;ﾟДﾟ)! 15ｍ〜3ｍ級までしかいないんですか(# ﾟДﾟ)。 すいません、訂正しときます!!ご指摘ありがとうございましたm(＿＿)m (2013年8月22日 14時) (レス) id: 26aaebc54b (このIDを非表示/違反報告)
さきさきおこｋ(プロフ) - あれっ！？１１話のところに、１８メートル級って書いてるよん！１５の間違いかな？（１５が巨人の最大だしね・・・超大型除く） (2013年8月21日 22時) (レス) id: ef583804cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜猫
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/tutimikado121134/
作成日時：2013年4月4日 15時
