23話 ページ26
※変態系苦手な人はＵターンで!!
〜エレンside〜
Aさんは俺の告白を聞いても別段驚くわけでもなく
ただ「そっか」と小さく呟いた。
…やっぱりAさんは
気持ちに気づいてたんだ。
貴「ごめんねエレン。辛かったよね…」
Aさんが俺を見て
切なく、苦しそうに笑う。
…あの森でみた笑顔にそっくりだ。
エレ「俺は…」
…Aさんを見ると溜まっていた感情を、言葉を、
全て吐き出してしまいたくなった。
『大好き』
『愛してる』
『抱きしめたい』
『守りたい』
・
・
・
だけど、それを必死に堪えて
俺は唇を噛み締める。
エレ「…俺。昔から、ずっと
初めて会った時から好きだったんだ。Aのこと」
…笑顔が綺麗でしっかり者。
だけど、たまに悲しそうな表情を見せたり泣いたり。
俺はこの人をも守りたいと
子供ながらに思ったりした。
だけど…
現在(ｲﾏ)はもう…過去(ﾑｶｼ)とは違う――…。
エレ「でも、Aにはもう心に決めた人が居るんだろ？
一人の男として一緒に生きたいって感じた大切な人が…」
そう。
―――リヴァイ兵長が。
エレ「ッ…」
絶対に泣かないと決めていたはずなのに…
俺の目からは大量の涙が溢れ出た。
…情けない。
貴「…エレン」
そんな俺を
優しく抱きしめるA。
貴「ありがとう。」
…Aの温もりが
俺の心拍数を上昇させる。
…本当にAは馬鹿だ。
俺だって、男なのに。
こんな薄暗い部屋で二人きり。
なのに抱きしめてくるなんて…
もういっその事―――…
バサッ
俺はAさんの背中に腕を回すと
そのまま後ろに、ベットに倒れ込んだ。
そして場所を逆転すると
Aさんの上に馬乗りになる。
…もう、無理だ。
エレ「…Aさん。俺を子供扱いしないでください
俺はもう、Aさんの知ってる幼馴染じゃ無いんです」
貴「…エレン？やめｔ―――」
Aさんの口を俺の口で塞いで
隙間から舌を入れて絡める。
苦しそうなAさんの
艶かしい喘ぎ声が俺の耳に届いた時。
俺の中で理性の糸が
プツリと切れた音がした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 478人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みきの - すっごくおもしろいですね。頑張ってください。 (2016年11月11日 17時) (
レス) id: 18768da2c2 (このIDを非表示/違反報告)
リヴァアル - 頑張って下さい！応援してます！(`・ω・´)キリッ (2014年2月24日 23時) (レス) id: 791e6fddbf (このIDを非表示/違反報告)
マイ・イェーガー - 応援しています！頑張ってください！ (2013年9月11日 19時) (レス) id: aa4d259fb6 (このIDを非表示/違反報告)
夜猫く(｡･ω･｡)／＠受験生(プロフ) - さきさきおこｋさん» なにっ!?(;ﾟДﾟ)! 15ｍ〜3ｍ級までしかいないんですか(# ﾟДﾟ)。 すいません、訂正しときます!!ご指摘ありがとうございましたm(＿＿)m (2013年8月22日 14時) (レス) id: 26aaebc54b (このIDを非表示/違反報告)
さきさきおこｋ(プロフ) - あれっ！？１１話のところに、１８メートル級って書いてるよん！１５の間違いかな？（１５が巨人の最大だしね・・・超大型除く） (2013年8月21日 22時) (レス) id: ef583804cc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜猫
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/tutimikado121134/
作成日時：2013年4月4日 15時
