19話 ページ22
〜リヴァイside〜
貴「…(眠」
リヴァ「…ﾁｯ」
あいつら…。
ノックもせずに急に入ってきたと思えば
急に出て行った。
エルヴィンは何をしていた。
エレンは俺に任せろと言ってたはずだろ？
それが間の悪いことに…。
Aは寝ていたから
良かったものの…
今度からエレンにどう接すべきか。
さっきのは誤解だと伝えるか？
…いや、それはそれでまた厄介なことになる。
特にミカサ。
あいつはAのことを相当好んでいるからな。
敵に回すのも面倒だ…。
リヴァ「…ﾁｯ」
本当に厄介事が増えた。
俺はただ、
Aを少しでも慰められればと思い、そうしただけであって
恋愛感情とかそういうもののために抱きしめ返したわけではない。
少なくとも、多分今は…そう思う。
Aの事は好きだ。
壁外調査を生き抜いてきた同士として。
だからこそ、
危険な調査兵団など辞めて家に帰り幸せになって欲しい。
Aは元々壁内に住んでいたらしいし
親が死んでいるわけでも無いだろう。
帰る家だってある。
わざわざこんな危険な場所になんていなくていい存在だ。
…あ、いや、居なくて良い訳じゃないが…
リヴァ「…ﾌｩ」
小さく息を吐き出すと
頭を軽く掻く。
…まて。よく思えば、
俺は最初何について考えていた？
Aの事…じゃなくて、
確か、エレンのことだったはず。
なんでAの事を――…。
リヴァ「…」
…どうやら考えすぎて
脳が疲れたらしい。
リヴァ「…少し休むか」
座っていた椅子の背もたれに凭れ掛かると
下を向いて目を閉じる。
しかし、何故か全然眠れない。
どうしても、明日からの
巨人との戦闘のことが頭に浮かんでくる。
…目を瞑っていれば
いつか眠れるだろう。
そう思い直して
ずっと目を閉じていると
ギシギシとベットの軋む音がした。
…Aが寝返りでもうったんだろうか。
だんだん意識が遠くなっていく――。
しかし、あと少しで眠れそうだった時に
貴「リヴァイ、ありがとう。
それと、ごめんなさい」
Aの声が聞こえた。
幻聴かと思ったが
少し経って心配になって目を開けると
さっきまでAが寝ていたはずのベットは
綺麗に畳まれたタオルが一枚置いてあるだけ。
――Aの姿が無かった。
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みきの - すっごくおもしろいですね。頑張ってください。 (2016年11月11日 17時) (
レス) id: 18768da2c2 (このIDを非表示/違反報告)
リヴァアル - 頑張って下さい！応援してます！(`・ω・´)キリッ (2014年2月24日 23時) (レス) id: 791e6fddbf (このIDを非表示/違反報告)
マイ・イェーガー - 応援しています！頑張ってください！ (2013年9月11日 19時) (レス) id: aa4d259fb6 (このIDを非表示/違反報告)
夜猫く(｡･ω･｡)／＠受験生(プロフ) - さきさきおこｋさん» なにっ!?(;ﾟДﾟ)! 15ｍ〜3ｍ級までしかいないんですか(# ﾟДﾟ)。 すいません、訂正しときます!!ご指摘ありがとうございましたm(＿＿)m (2013年8月22日 14時) (レス) id: 26aaebc54b (このIDを非表示/違反報告)
さきさきおこｋ(プロフ) - あれっ！？１１話のところに、１８メートル級って書いてるよん！１５の間違いかな？（１５が巨人の最大だしね・・・超大型除く） (2013年8月21日 22時) (レス) id: ef583804cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜猫
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/tutimikado121134/
作成日時：2013年4月4日 15時
