14話 ページ16
〜Aside〜
貴「よし、今日はここまでかなー」
リヴァ「戻るぞA。」
貴「おっけー、今そっち行く」
「「「うわァァァァ!!だ、誰か!!」」」
悲鳴…
貴「そこだ!!」
あれは17ｍ級…
行けるか…ううん、迷ってる暇はない。
…これ以上仲間を死なせてたまるか。
リヴァ「待て!!まだ他の巨人が―――」
貴「えっ？」
ドンッ
貴「リヴァイ!!」
グッシャァァァァッ
視界が真っ赤に染まる。
貴「リヴァイ‥・リヴァイ!!」
地面に落ちるリヴァイの両足と右腕。
リヴァイを喰った巨人を削いで殺し
リヴァイを引っ張り出す。
貴「リヴァイ!!…なんで…なんで私なんか庇って…」
もう心臓の動く音は聞こえない。
貴「嫌だよ…リヴァイ、ねぇ…リヴァイ。返事をして…
私を独りにしないで…」
.
.
.
.
.
リヴァ「安心しろ、A。俺はここにいる」
この声は…
貴「リヴァイ？」
リヴァ「なんだ？」
…目の前に居るのはリヴァイ？
それじゃぁ…さっきのは夢？
貴「生きてる…よね？」
これがもし夢で
あれが現実だったとしたら…
お願いだから…
これが現実であって…
ねぇ、リヴァイ。
リヴァイは…死んでなんかないよね？
リヴァ「勝手に殺すな馬鹿。」
ギュッ
トクントクンって
心臓の音が聞こえる。
貴「本当に…生きてるんだよね…」
リヴァ「…ああ。」
しっかりと感じる人の温もり。
…温かい、私は独りじゃない。
安心したら急に
涙がこみ上げて来た。
貴「夢でリヴァイが私を庇って…それで死んで…」
…すごくリアルだった。
腕の中で目を覚まさないリヴァイの姿でさえも。
リヴァ「…今はいい。落ち着いてから話せ」
リヴァイの手がぎこちなく
私の頭に優しく触れる
…やっぱり不器用なだけでリヴァイは優しい。
私は小さく頷くと
そっと身をリヴァイに委ねた。
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みきの - すっごくおもしろいですね。頑張ってください。 (2016年11月11日 17時) (
レス) id: 18768da2c2 (このIDを非表示/違反報告)
リヴァアル - 頑張って下さい！応援してます！(`・ω・´)キリッ (2014年2月24日 23時) (レス) id: 791e6fddbf (このIDを非表示/違反報告)
マイ・イェーガー - 応援しています！頑張ってください！ (2013年9月11日 19時) (レス) id: aa4d259fb6 (このIDを非表示/違反報告)
夜猫く(｡･ω･｡)／＠受験生(プロフ) - さきさきおこｋさん» なにっ!?(;ﾟДﾟ)! 15ｍ〜3ｍ級までしかいないんですか(# ﾟДﾟ)。 すいません、訂正しときます!!ご指摘ありがとうございましたm(＿＿)m (2013年8月22日 14時) (レス) id: 26aaebc54b (このIDを非表示/違反報告)
さきさきおこｋ(プロフ) - あれっ！？１１話のところに、１８メートル級って書いてるよん！１５の間違いかな？（１５が巨人の最大だしね・・・超大型除く） (2013年8月21日 22時) (レス) id: ef583804cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜猫
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/tutimikado121134/
作成日時：2013年4月4日 15時
