11話 ページ13
即座に立体起動装置を起動して
アンカーを近くの壁に刺して移動する。
…4ｍ級か。4ｍ級なら援護なしでも私一人でいける。
一撃に全てを込めて、仕留めないと。
貴「ッ!!」
ゆっくりと動き回る巨人のうなじ目掛けて
勢いよく刃を振り下ろす。
グシャッ
確かな手応えと共に
返り血がベットリと体にこびり着く。
やった…これで討伐数15。
今日もひとまず終わり―――
ハン「危ない!!Aもう一体居る!!」
貴「えっ…!?」
上を見上げると15ｍ級がもう一体居て
真上には巨人の足の裏。
しかももう、振り下ろされる寸前だ。
踏み潰される――。
――立体起動装置も、もう間に合わない…
…誰か―――助けて―――――…
リヴァ「ﾁｯ…」
グシャァッ
大量の鮮血が宙を舞う。
――リヴァイ…。
巨人の足を切断したあと
目にも止まらぬ速さでリヴァイは巨人のうなじを削ぎ落とす。
…すごい。
これが人類最強の実力…。
…って、見とれてる場合じゃない。
エルヴィンたちがここ通るんだから。
屋根の上に上がってリヴァイの元へ向かう。
リヴァ「ﾁｯ…汚ねェ…」
貴「リヴァイ…ありがとう」
リヴァ「油断するな。次は死ぬ」
貴「うん…」
リヴァ「…俺はエレンの元へ戻る。
A、お前はまずその返り血をどうにかしろ」
貴「う…ん…」
あれ…なんか気分悪い。
リヴァ「…おい、顔色が悪いが」
貴「…気分悪い」
膝に力が入らない。
フラフラする…
リヴァ「…怪我はないのか？」
私は小さく頷く。
リヴァ「おい、ハンジ!!どこだ」
倒れそうな私に肩を貸しながら
リヴァイが叫ぶ。
でも、そのリヴァイの声も
だんだん遠ざかっていく――…。
ハン「どうしたの!?怪我?」
リヴァ「違う。多分―――…」
心配そうなハンジとリヴァイの声を最後に
私の意識は途切れた。
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みきの - すっごくおもしろいですね。頑張ってください。 (2016年11月11日 17時) (
レス) id: 18768da2c2 (このIDを非表示/違反報告)
リヴァアル - 頑張って下さい！応援してます！(`・ω・´)キリッ (2014年2月24日 23時) (レス) id: 791e6fddbf (このIDを非表示/違反報告)
マイ・イェーガー - 応援しています！頑張ってください！ (2013年9月11日 19時) (レス) id: aa4d259fb6 (このIDを非表示/違反報告)
夜猫く(｡･ω･｡)／＠受験生(プロフ) - さきさきおこｋさん» なにっ!?(;ﾟДﾟ)! 15ｍ〜3ｍ級までしかいないんですか(# ﾟДﾟ)。 すいません、訂正しときます!!ご指摘ありがとうございましたm(＿＿)m (2013年8月22日 14時) (レス) id: 26aaebc54b (このIDを非表示/違反報告)
さきさきおこｋ(プロフ) - あれっ！？１１話のところに、１８メートル級って書いてるよん！１５の間違いかな？（１５が巨人の最大だしね・・・超大型除く） (2013年8月21日 22時) (レス) id: ef583804cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜猫
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/tutimikado121134/
作成日時：2013年4月4日 15時
