100年先も愛してる 4 (ページ22)

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私達は今、飛行機の中
広臣くんがずっと手を繋いでくれてるの。
それだけで、すごーく幸せ。

あっちゃん達は、昨日の便でハワイ入り。
翔くんは、もっと前からハワイ入り。

いいよねー、次期社長は……
だって、半月以上もハワイにいられるんだもん。

あっちゃんもエリートさんだからね
10日間ぐらいハワイにいられるの。

私達は、４泊６日が限界だったけど、パパが皆に内緒で援助してくれたから、２泊追加出来ました！

広臣くんは、えっ？大丈夫なの？って心配してたけどね(笑)
出発前に言っちゃうと気を遣うだろうから、帰ってから種明かしするつもり。

到着した翌日には船上ウェディングだし
その次の日はあっちゃん達だし

観光は全部終わってからになっちゃう。

ハワイに着くと、あっちゃんと真依さんがお迎えにきてくれてた。

４人でご飯を食べて、宿泊するホテルへ

『わぁー！すごい！ヤバい！』

ハレクラニに着いて、テンションが上がりっぱなしの私を、広臣くんは苦笑いで見てる。

『いつまでも子供みたいだな』

あっちゃんの嫌みをスルーして広臣くんの腕を引っ張った。

『じゃあね！あっちゃん、また明日！
真依さんも』

シッシッてしてるあっちゃんにベーっと舌を出してホテルにチェックイン。

『明日、式だから……今日はゆっくりしよ』

優しい広臣くんが言ってくれたけど、そんなのムリだよ。

部屋に入るなり、広臣くんに抱きついた。

実はね、飛行機の中からずっとモヤモヤしてたの。
ハネムーンハイかな？

『珍しいな(笑)』

そう言う広臣くんもすでに臨戦態勢なんだけど…

『明日、ドレス着るからね、マークはつけないで？』

『ん。分かってる。アレもつけないからな』

うん。
もう、そんなのどっちでもいい。

夕食の時間までベッドでもつれあってて
二人して疲れきった顔でディナーに顔出したら、皆あきれてた(笑)