100年先も愛してる 4 (ページ20)

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広臣くんのリクエスト通りに和食を作って、目の前でパクパク食べてくれるから、ほんと作り甲斐あるの。

『ねぇ、瑞希達の式が終わったら私達もハワイだね』

『披露宴は？しないの？』

『んー。うちの親戚って言っても、青柳さんとこぐらいで、ハワイに来るでしょ？広臣くんの親戚は？どうする？』

『あー、うちの親と姉貴は自腹で行くっつってた。他は……いらないんじゃない？』

え？
自腹といらないにびっくりなんだけど……

『自腹？それに親戚呼ばないの？』

『親らは勝手に行って勝手に帰るってさ。
式だけは船に乗りたいから出るって(笑)
親戚っつっても、爺ちゃん婆ちゃんだけだしね。帰って来てから挨拶行けばいいっしょ』

そちらも自由なご家庭で……
ありがたい(笑)

『そっか……披露宴みたいに大袈裟じゃなくて、お友達とか呼んで軽くパーティーみたいな感じで考える？』

『ん。それでいいじゃん。』

忙しくなってきた！
テンション上がっちゃうー

『誰呼ぶかリストアップしとくわ』

『お願いします』

私達のハワイ行きの前は、９月の終わりに瑞希達の式があるの。

きっと綺麗なドレス姿なんだろうな……

『今年は、結婚式ラッシュだね(笑)』

『だよなー。佐藤家、３人同時期じゃん(笑)』

『だって、ママがあっちゃんに合わせなさいって……何回も帰ってくんの嫌なんじゃないかな？』

『まぁ式はお纏めじゃねぇから(笑)』

ほんと、それ！