100年先も愛してる 3 (ページ46)

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６人で、あっちゃん馴染みの洋食屋さんへ

お店に着くまで登坂くんが

『アウェイ感半端ねぇ…』

ってぶつぶつ言ってて、それを翔くんに聞かれて頭を叩かれてた(笑)

『北海道に出張だからって急に篤志さんから連絡もらってね…』

テーブルに着くなり亜弥さんのお喋りが止まらない(笑)
皆、引き気味で聞いててちょっとウケる。

『そうなんだよ。急に翔を呼び戻しちゃったからさ。気になっててね』

『だから、篤志さんが北海道にいる間、食事ご馳走してもらうって事で許してあげたの(笑)』

『すげぇ酒飲みでビックリしたわ。それも異様にハイテンションなんだよ。せっかく真依が電話してきてくれたのに、コイツが横で騒ぐから話せなかったしさ。亜弥ちゃん酒飲むの向いてねぇんだよ』

真依さんは、ホッとしたような笑顔を私にくれた。
その笑顔を見て、私と登坂くんもホッとしたの。

『真依、正月にうちの親帰ってくるからさ、紹介するわ』

カッシャーンとフォークを落とした真依さん

あっちゃん唐突すぎだって(苦笑)

パパは翔くんの養父、ママのお兄さんと会社経営してたんだけど、余生を楽しみたいって言い出して急にリタイアしたの。

叔父さんも呆れてたけどね(笑)

それからはよく旅行に行ってて、あんまり日本に居ないし、国内に居てもどっか行っちゃってるからなかなか会えないの。
ほんと自由人夫婦
私の事なんて、あっちゃんに丸投げだったもん。

『パパ帰ってくるの？』

『あぁ、今度いつ会えるかわかんねぇから真依を紹介しとこうと思って……』

うんうん
いいと思います。
いよいよですか？あっちゃん。