100年先も愛してる 3 (ページ17)

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『いやーん、全然変わってなーい』

里奈さんがあの頃みたいにギューってハグしてくれるんだけど、変わってないって…ちょっと複雑(笑)

『ひっさしぶりやなぁーA、臣ちゃんに変な事されてないか？』

健二郎さん、変な事って…(苦笑)

『そうそう、コイツ変態だからねー。変な事させられそうになったら私に言ってね！』

させられるの？変な事…

ていうか、その話題やめてもらっていいですか(泣)
昨日の事、思い出しちゃう…

『ちょっ！二人ともやめろって！コイツとはまだそんなんじゃねぇし』

登坂君がムスッとして言うと

『『えっ！？』』

ってハモった後

『臣、どうしたの？』

っていう里奈さんと

『なんか企んでんの？』

っていう健二郎先輩

『なんでそうなんだよ！大事にしてんの！』

イライラして叫んだ登坂君は真っ赤な顔をしてた

今までの登坂君ってどんなだったんだろうとか

大事にしてくれてるんだって嬉しかったのと
尚更昨日申し訳なかったなってのが一緒になって、複雑な思いで俯いてた。

『ごめんな？だから会わせたくなかったんだよ』

登坂君が頭をポンポンしてくれてちょっとニンマリ。

『会わせたくないってどういう意味よ！』

『余計なことしか言わねぇだろっ！』

って姉弟喧嘩が始まった。

そんな二人をボーッと見てたら、健二郎先輩が目の前にいた。

『臣ちゃん、エエやつやで？大事にしてもらいな？(笑)』

大好きだった笑顔で笑ってた。

『はいっ！』

だから私もとびっきりの笑顔で元気よくお返事をした。