153話 ページ7
あれから､10分程経っただろうか
Aは､承太郎と入れ替わりで
今着てる服に合う小物を持ってきてくれたオーナーと､服について楽しく話していた
彼女が選んだであろう
丸型の青がかったサングラスをかけて､そのまま少し目が見える様に下にずらす
『サングラスとか､伊達眼鏡もですけど…こういう小物も使いこなせる様になりたいんですよね
俺､小物って基本的に"ネックレス"かイヤリングしか付けたことないんで…』
オ｢其れは勿体ないですね
空見様の容姿であれば､それなりの小物は似合ってしまうと思うのですが…
あ､そのズラす動作…物凄く雰囲気出ていいと思います｣
『ﾌﾊｯ､其れは言い過ぎですよ』
周りに花が飛んで見える位に､ほのぼのした空間が出来上がっていた
承太郎は選んだ服を持って2人を遠目から見つつ､頃合いを見て歩きながら口を開く
承｢┄随分と楽しそうにしているな
オーナー､すまない…
良ければ
承太郎の声に反応したオーナーが､彼の持つ服を一見して何かを察した
オ｢承知致しました
┄"それにしても空条様､意外にも可愛らしい事をするのですね"｣
すれ違い様に後半の台詞を笑いながら小声で呟き､オーナーはまた小物コーナーへと移動したのであった
承｢…やれやれだぜ｣
"まるで見透かされてる"
そんな事を頭の中で思った承太郎が､帽子の鍔を下げて息を吐く
『空条さん､どうかしました…?』
サングラスを掛けたままのAが､不思議そうに声を掛けた
承｢"女と言う人種は､男の魂胆を見透かす力でも持ってるのか"…と思っただけだ
┄君が気にする事じゃあ､ない｣
Aに歩み寄りながら､"気にするな"と伝える
さらに首を傾げる彼に対して､承太郎は選んだ服1式を手渡した
承｢オラ､俺なりに
彼女が小物を見立ててる間に､さっさと着替えな｣
Aのサングラスを取ってから､両脇に手を入れ持ち上げそのまま試着室へと連行する
『わ､ちょ…空条さんｯ!?
分かりました…自分の足で試着室にいきますから､離して┄』
服1式を落とさぬ様､確りと抱えながら足をブラブラさせるA
然し承太郎はそれ等を無視して､彼を試着室に着くなり押し込み呟く
承｢
┄実に､楽しみなものだ｣
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A藍(プロフ) - 味噌サバさん» コメント有難う御座います､彼はこれからの話の中で割と重要人物なので､いつ影を忍ばせようかと悩みに悩みました…(然し我慢出来ずに登場させた模様←)まったり更新ですが､どうか気長にお待ちくださいね^^* (2021年7月24日 7時) (
レス) id: e84df0134f (このIDを非表示/違反報告)
味噌サバ(プロフ) - とても面白かったです！！まさか花京院が出てくるとは思わなかったので興奮してしまいました…！！更新楽しみにしてます！！これからも頑張って下さい！！ (2021年7月23日 21時) (レス) id: e5232b7926 (このIDを非表示/違反報告)
A藍(プロフ) - パアさん» 前作に続きコメント有難う御座います､ある意味私の心臓(心)はパア様の有難いお言葉(コメント)によって射抜かれてる(はしゃいでる)ので､間違いではないですね…(ｹﾞﾝﾄﾞｳﾎﾟｰｽﾞ (2021年7月18日 9時) (レス) id: e84df0134f (このIDを非表示/違反報告)
パア - なんか私のコメントのお体に気をつけてって犯行予告みたいになってますねw (2021年7月18日 1時) (レス) id: 668c039e2a (このIDを非表示/違反報告)
パア - 続編おめでとうございます。もはや家に帰ってからの楽しみとなっております。更新頻度も高いので、お体に気をつけて。 (2021年7月18日 1時) (レス) id: 668c039e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：A藍 | 作成日時：2021年7月15日 0時
