178話 ページ32
『ぅ…すみません、岸辺先生
でも、さっきのは一体…?』
露伴の腕の中で、Aがモゾモゾと動きだす
いつの間にか"ACT2"に姿を変えていたエコーズが、地面に張り付けた擬音を回収して尻尾の先端にくっつける
岸「2人して、一体どうした?」
1人だけ地上に居た露伴は、2人に何があったのかと問い掛けた
康一が朧気に答え、Aが後から補完する
康「な…何か、いる…
今…空中で…
『…俺も触られました
その後、直ぐに
┄今は大丈夫ですが…まるで
2人の話を聞き、露伴は上を見上げて喋り出す
岸「気の所為じゃあないのか…?僕には何も見えなかったぞ…」
康「でも、さ…触られたんですよ!!
それにAさんも視界を共有していた右目が、実際に僕も見えなくなりましたッ!!
┄"何か、いるッ!!"」
岸「……」
辺りを満遍なく見渡し、Aを支えながら立ち上がって口を開く
岸「もう1回《エコーズ》を飛ばしてみてくれないか、康一くん」
康「え?もう1回!?」
岸「やれよ!
僕らは道に迷っている、これは敵スタンドの攻撃の様な気がする…
然し確信はないだろ!?
ひょっとしたら、ただの気の所為かもしれない…
Aさんはスタンドで《上書き》してようと、実質"
だけど康一くん…君の《エコーズ》は小さいし、いざとなれば直ぐに"音"を使って攻撃すれば逃げれる
とにかく、1番はっきりさせる方法は空から見てみる事なんだ…飛ばしなよ!!」
Aが1人で立てるようになった瞬間
露伴は康一に詰め寄って、長々と自論を語り続ける
体と声を震わせる康一を見て
Aは脱力して自分に溶け込ませた紙を剥がしつつ、また新たにメモ帳に何かを書き出していく
『康一少年、索敵は俺に任せろ
今度は自分が動けるギリギリのラインまで《上書き》してみるから
┄露伴先生、貴方にも俺の視界を共有出来るよう《上書き》します…協力、お願い出来ますか?』
目線を彼の方に向け、協力を仰いだ
?「貴方達…《道》に迷ったの?」
3人の視線が、ある一点を向いた
?「案内してあげようか?」
そこには
10代くらいの女の子が、此方を見て佇んでいたのであった
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A藍(プロフ) - 味噌サバさん» コメント有難う御座います、彼はこれからの話の中で割と重要人物なので、いつ影を忍ばせようかと悩みに悩みました…(然し我慢出来ずに登場させた模様←)まったり更新ですが、どうか気長にお待ちくださいね^^* (2021年7月24日 7時) (レス) id: e84df0134f (このIDを非表示/違反報告)
味噌サバ(プロフ) - とても面白かったです!!まさか花京院が出てくるとは思わなかったので興奮してしまいました…!!更新楽しみにしてます!!これからも頑張って下さい!! (2021年7月23日 21時) (レス) id: e5232b7926 (このIDを非表示/違反報告)
A藍(プロフ) - パアさん» 前作に続きコメント有難う御座います、ある意味私の心臓(心)はパア様の有難いお言葉(コメント)によって射抜かれてる(はしゃいでる)ので、間違いではないですね…(ゲンドウポーズ (2021年7月18日 9時) (レス) id: e84df0134f (このIDを非表示/違反報告)
パア - なんか私のコメントのお体に気をつけてって犯行予告みたいになってますねw (2021年7月18日 1時) (レス) id: 668c039e2a (このIDを非表示/違反報告)
パア - 続編おめでとうございます。もはや家に帰ってからの楽しみとなっております。更新頻度も高いので、お体に気をつけて。 (2021年7月18日 1時) (レス) id: 668c039e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:A藍 | 作成日時:2021年7月15日 0時