【２】路地裏から拾いまして【浦.島.坂田.船】

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Shima.side

Aを起こし、ご飯を食べ終わって本を読んでいるAを見つめる。…恋する乙女？((




『…そんなに見られると集中できないんですが…』




し｢だって何か言いたそうなんやもん｣




う｢見るなって事じゃね？｣


し｢ぴえん｣




泣く真似をすると、Aは分厚い本を置いて飲み物を飲んだ。




『まぁ、確かに言いたいことはあります。』




さ｢言いたいこと？｣




『…喧嘩しに行くのなら私に一言言ってから行ってくださいね。夜に黙って行く？もっての外です。』




せ｢う…っ｣




俺らが行こうとしてたのバレてる…。
Aが起きる前、外で騒いでた奴らを黙らしたのだが、だんだんと集まってきたのかまたもや騒がしくなり始めた。




『別に止めはしません。
私が止めたってどうせ行くんでしょうし…。』




Aは本を持って足を組んだ。…ふまれたi((




『どうされたいですか？止めて欲しい？応援して欲しい？私はどっちだってしてあげますよ？』




し｢ふまれたi((｣


せ｢志麻くんシャラップ((｣




…センラ怖い




う｢そりゃあ応援して欲しい｣




さ｢俺もそうして欲しいけど、止めて欲しい気持ちもある！｣




坂田は正直だなー…




『ふふっ、わかりました。
本当は怪我するでしょうし、行って欲しくないです。』




せ｢えっ｣




『頑張って行ってきてくださいね。』




し｢一瞬でやる気出た。行ってくるわ｣




俺達は玄関から飛び出して騒がしい奴らを殴り飛ばし始めた。

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