僕とEXOの。2 (ページ42)

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おれのどきどき BAEKHYUN side ページ42

BAEKHYUN side

ほんの少し、物音を立てただけだった。

特別大きな音じゃないし、起きないだろう

そう思ってた。

『…あ!』

それなのに、まんまと起きて来たA。

もしかして起きてた？

…それはないな、足がフラッフラしてる。

顔も眠そう

というかぼけっとしてる。

そこでやっと気付く

Aは、また声が出ている。

満月の夜だけ声が出るとか？

と、急に頬をつねるA。

…何やってんの

めっちゃ赤くなってんじゃん。

するとハッとしたように此方を見る

え、今？

嘘だろ…w

悔しそうな顔して階段を降りてくる

いやなんでw

『…こんばんは』

お前ww

他に言う事もっとあんだろww

…てか、皆今気付いたの？

Aが声出たこと

マジか!!←

「クーン」

…ジョンイナ、今はお前狼なんだから

そんな寂しそうに鳴くなよ

『え、ど、どうしよう』

あ、ジョンイナ困らせてやんの。

ったく、これだから若いのってのは…

え？関係ないって？いいんだよ別に←

なんて思ってたら、Aがすぐ近くまで来た。

…え、何何俺怖い←

少しだけ威嚇の体勢で居たけど、やめた

Aは、俺の頭を撫でてくれてた。

…頭撫でられんのとか、いつぶりだろ

無意識で目を細める。

『…ベッキョナ、』

…え？ええええ！？

心臓がドキドキバクバク、破裂しそうな程に動く

なに、なんでバレてんの！？

『どこ行ったんだろ…』

お、お、おま、

俺のドキドキ返せー!!

『…くく、笑える』

何がだこんにゃろう…