かぞくかいぎ ページ38
その後、朝から家族会議が開かれた
内容はもちろん、セフナ達のこと。
CY「セフナが聞こえなくなった?」
DO「代わりにジョンイナとジュンミョンヒョンが聞こえるように?」
4人揃って頷く。
LY「息ピッタリ〜」
…イーシンヒョンはこの際放置だ。
XM「うん、それで?」
SH「他にも聞こえるようになったやつが居るんじゃないかと思うんだけど」
そう、家族会議を開いた理由はこれ。
もちろん現状報告っていうのもあるけど
主題はこっち。
SH「誰かいない?」
そうジュンミョンヒョンが聞くけれど
誰も何も言わなかった。
ということは…2人だけ僕の声が聞こえるのか
嬉しい反面、悲しい。
今の今まで聞こえてたセフナ
もう、2人で話すことが出来ない。
けどその代わりに
ジョンイナとジュンミョンヒョンが聞こえる
僕の声が聞こえるようになったんだ。
…複雑な気分だ。
するとそれを察したかのように
ズータオがすり、と体を寄せてきた。
ふ、と安心したような感覚に包まれる
それと同時に、いつか見た犬を思い出す。
そういえばあの時の犬もこうやって
擦り寄って来てくれたな…
今日、起きてたら会えないかな
KI「ヒョン」
ガタイのいい犬とかも居たな…
KI「…Aヒョン!」
え、あ、何!?
KI「…今日は早く寝てね」
それイーシンヒョンも言ってたような…
というかなんで?
みんなどこ行くの?
SH「…気にしなくていいから」
薄く微笑まれる。
そんなこと言われたって…
気になっちゃうのに。
KS「他に何も無いなら俺はもう出るぞ」
SH「あぁ、もうないよ」
KS「…そうか、じゃあ行くぞチャニョル」
CY「はいはーい」
え?チャニョル?
…あ、もしかして
朝呼び出されたのはこのためなのか
納得。
TO「ソコギー、行こー!」
BH「あ、待て!お前財布持ってけや!」
CH「…騒がしなぁ」
DO「じゃあ行きますか」
LY「そうだねぇ〜、何買おうかなぁ」
SH「…買い物するつもりなの?」
と、各々目的を持ち、出ていってしまった。
残ったのはセフナ、ジョンイナ、ミンソギヒョン、ルハニヒョン
この4人。
出掛けないのかな、なんて淡い期待を抱いてみるも
LH「俺らは昼から出掛けるからね」
とニッコリ笑顔付きでそう言われた。
付いてくのは、
KI「駄目だよ」
…やっぱりか。
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作者名:さにゃ | 作成日時:2014年9月26日 0時