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きになる Victoria side ページ21

Victoria side

久しぶりのお客様は、早朝にお出まし。

まさかこんな早くから来るなんて思わなかったから、私しか起きていないんだけど


…まあ、お客様はそんなにこだわらなさそうな方だし 大丈夫よね?


CY「こんにちはっ、占って下さい!」


うん、大丈夫。←

「どうぞ、おかけ下さい」

CY「はーい!ほら、Aも!」


あら、暗がりだっていうのに

お客様は美形って事が分かるほどに良い顔してる。

ソルリは小さいお客様の方が好きそうね。


さてと、

「何を占って欲しいんですか?」


首がカクッとなる小さなお客様

…寝てた?


CY「んー、何でもいいです!」


…何でもって、

「分かりました。お名前は?」

CY「俺がパク・チャニョルで、こいつが王A!」


さっきから一言も話さない彼。

気になる。


…ちょっと覗いてみようかな?

あ、でも何の告知も無しにアレコレ覗くのはよくないか。


「では早速占…」


占いますね、そう言いたかったけれど

彼の情報が勝手に頭に流れ込んで来る。

「…え?」


生まれた時

育った時

大切な人をなくした時

新たな何かを見つけた時


ああ、駄目じゃない。


「えっと、Aさん?」


貴方は、大切な何かを見落としてる

「…この先、いい事はあまり無いです。」

これから見落とした大切な何かに、貴方は気付いてしまう。


…隣のチャニョルさん、とやらのことも。


「…非常に申しにくいんですけど、その」

CY「あは、言わなくても分かってるよー!」


そう言い放ったチャニョルさん

目が、ほんの少し紅く光った。

このことは、Aさんには内緒にしておいた方が身の為かしら。


魔女だって、狼に食べられちゃったら元も子も無いんだもの。

でも、この小さなお客様に興味が湧いてきちゃったし


「何か有りましたら、私に連絡してくれませんか」

何か、なんて遠回しに言う。


すると突然、チャニョルさんがパワーストーンを売っているのか聞いてきた。


「ええ、有りますよ」

CY「本当?ブレスレットとかに出来る?」

「出来ます、お造りしましょうか?」

CY「だって、A!」

お二人で決めるらしい。


CY「よし、これにしよ!」

「決まりましたか」

CY「はい、これで!」


…コレ、?

へぇ…そんな事もあるのね

「お二人はきっと、親密な仲になれると思いますよ」


だって、お二人が選んだストーンは

《ソウルメイト》の意味が込められた物だったんですから。

もはやそうおん→←ぱわーすとーん



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作者名:さにゃ | 作成日時:2014年9月26日 0時

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