第八話 ページ9
ー未来sideー
うわぁ、何やってんのモモー。服だけでも目立ってんのにあんなに騒いじゃって…
でも面白そうだから見とこ(笑)
壁に体を預け、手にはグラスを持つ
相変わらずギャーギャーと言い合っているモモと学ランを着た赤毛の男の子。同い年くらい?しかも何でウサギ?
てかバイ菌のバイってカビって意味だったんだねー。私、ずっとバイオのバイだと思ってた(笑)
(あ、また来た)
視界にある人物が写る。さっきから近づいてくる人だ
そりゃイケメンだし?こんなパーティー出てるからそれなりにお金持ちなんだろうけど、今はあんまり目立ちたくないんだよなぁ
だからさっきから色々と場所を移動しているんだけど、中々諦めてくれない
「待てよ」
うげっ腕つかまれた!深呼吸を一度して振り返る
『何か?』
お題は大人セクシー系。モモ程じゃないけど、猫かぶりは結構得意なの♪
「さっきから声をかけようとしてんのに、逃げんだもん」
『あら、さっきから感じていた熱い視線は貴方からだったのね?』
「気づいていたのに無視したってわけだ」
『友人を探していたのよ。でももう見つかったわ。で、何か用?』
「フッ、気になった女の子に声をかけるのは用がなくちゃいけないのか?」
『あら、ごめんなさいね?』
「俺は川上 音二郎。お前は?」
『若月 未来よ』
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未来(プロフ) - パプリカさん» 返事遅くなって申し訳ありません。少しですが更新しました!楽しんでいただけたら嬉しいです! (2017年5月23日 20時) (レス) id: 82c77ee659 (このIDを非表示/違反報告)
パプリカ - すっごい先が気になります!これからも体調に気おつけて頑張ってくださいね(((o(*゚▽゚*)o))) (2016年5月14日 19時) (レス) id: 1ee503b254 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:未来 | 作者ホームページ:
作成日時:2015年7月19日 19時