宿命を背負し者達～second～【ハリーポッター】 (ページ5)

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第３話『屋敷しもべ妖精のドビー』ページ5

私はマグルの世界に戻り、院長先生に手紙が届いていないかと聞いたけど、届いていないみたいで。

A「エルリアが2ダースも手紙を送ったってのに………。」

もしかして、フクロウがどうかしたのかな？

頭がこんがらがってきて、ベッドで寝転がろうと思い、部屋に入る………

？？？「A・バレンタイン！！！！！！」
A「………！！！！！！」

えっと………部屋に戻るとなんか変なシワクチャな生き物がいて、その生き物が私とヘレナ，テレサのベッドで飛び跳ねていて、私の名前を呼ぶという、一瞬何が何だか分からない状態に私の頭はフリーズ。←

A「えっと…………あなたは誰？」
？？？「ドビーめにございます。A・バレンタイン、お会いできて光栄です！！」
甲高いキーキー声で、ドビーは自己紹介してくれた。
A「それで……何か私に用があるの？」
ドビー「ドビーめは警告しに参りました！！！！！！A・バレンタインは、ホグワーツに戻ってはなりません！！！！！！」

ドビーのこの言葉に、衝撃を受けたのは言うまでもない。

A「何言ってるの？！理由は？」
ドビー「罠です。A・バレンタイン。ホグワーツに恐ろしい罠が仕掛けられているのです。A・バレンタインを死に至らしめるほどの恐ろしい罠でございます。」
A「理屈が分からない……！！まあ、とりあえずここに座って。」

私はドビーが座れるように、ベッドの端を開け、ドビーはそこに座り、私に言った。

ドビー「ホグワーツには恐ろしい罠が仕掛けられているのです。A・バレンタイン。ドビーめはその事を何ヵ月も前から知っておりました。本来、屋敷しもべ妖精はご主人様の家にいるのが定めですが……。」
A「私にこの事を伝えようと、やって来てくれたのね……。」
ドビーはコクンと頷き、また言葉を続けた。
ドビー「そうでございます。A・バレンタイン。どうか、ホグワーツに戻るのをやめると言ってくださいませ！！！！！！そしたら、ドビーめが止めていたt………。」
A「『止めていた』？何を？」
ドビーははっと目を見開き、魔法薬の分厚い教科書をひっつかむなり………

ドビー「ドビーは悪い子！！！！！！ドビーは悪い子！！！！！！」

魔法薬の教科書で、自分を叩き始めたのだ！！！！！！

A「何してるの？！」
慌てて魔法薬の教科書をドビーから引ったくるった。
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