宿命を背負し者達～second～【ハリーポッター】 (ページ32)

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第２９話『はぁぁぁ～……！！』ページ32

スネイプ「黙れッ！！！！！！」

スネイプ先生はロンにバシリと言い放った。

まあ………スネイプ先生ならやるって分かってたよ。うん。←

スネイプ「もし、お前達が我輩の寮の生徒ならば、汽車で送り返してやるところだ……今夜ッ！！！！！！」

ダンブルドア「そこまでじゃ。セブルス。」

四人「………！！！！！！」

いつのまにか、スネイプ先生の部屋にマクゴナガル先生とダンブルドア先生が入っていた。

マクゴナガル先生は私が今まで見たことないくらいに、唇を真一文字にキュッと結んでいた。

そしてダンブルドア先生は今まで見たことがないくらい、ひどく失望したような、そんな表情をしていた………。

改めて、私達がやった事の重さが………心に刺さった。

ロン「ぼくたち、荷物をまとめます……。」

観念したかのように、ロンが呟いた。

マクゴナガル「何をなさるおつもりですか？ウィーズリー。」

ロン「僕達、退校処分になるのでしょう？」

マクゴナガル「今日というわけではありません。しかし、あなた方が今日やったことはとても重大なものです。それぞれ罰則を受けてもらいます。そして、この事をあなた方のご両親に手紙で伝えます。」

マクゴナガル先生のこの言葉にどれだけ感謝して、どれだけ安心したか、それは言葉では言い表せなかった。

ホグワーツを退校しなくてもいい。

それだけが嬉しくて。

まあ……スネイプ先生は不満そうな顔をしていたように見えたのはきっと気のせいだよね……？

うん、気のせいだ。気のせいに違いない。←

スネイプ「しかし校長……彼らは貴重な暴れ柳に甚大な被害を……。」

ダンブルドア「彼らは君の寮の生徒ではないじゃろう？セブルス。さて、わしはそろそろ宴に戻ろうとするかの、セブルス。」

ダンブルドア先生はそうスネイプ先生に言って、足早にスネイプ先生の部屋をあとにした。

スネイプ先生はしぶしぶダンブルドア先生のあとについて部屋を出て、最後にマクゴナガル先生が杖を振って、サンドイッチとカボチャジュースを机に出して、ここで食べ終わったら、真っ直ぐ寮に戻るようにと告げ、部屋を出て………

三人「はぁぁぁ～……！！」

私達は大きな安堵のため息をはいた。