宿命を背負し者達～second～【ハリーポッター】 (ページ15)

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第１２話『ウィーズリーおじさん』ページ15

しばらくハリー達と話しているとジニーも上から下りてきて、その後、ロンのお父さんが帰って来た。

ウィーズリーおじさん「ただいま。」

ウィーズリー兄弟「お帰りパパ。」

ウィーズリーおじさん「ひどい夜だったよ。九件も抜き打ち捜査したよ……九件もだぞ！！マンダンガス・フレッチャーのヤツめ、私がちょっと後ろを向いた隙に呪いをかけようとする……。」
ウィーズリーおじさんはブツブツ言いながら椅子に座り、お茶を飲んだ。

フレッド「なんか面白い物見つけた？パパ。」

ウィーズリーおじさん「いや、私が押収したのは縮む鍵と噛みつくヤカンだけだ。」

ウィーズリーおじさんはそう答えて、マフィンに手を伸ばした時、私とハリーと目が合った。

ウィーズリーおじさん「……！！君達はもしや……ハリー・ポッターとA・バレンタインか？」

二人「はい。お邪魔してます。」
やっぱり私とハリーは有名なので、驚かれた。

まあ、去年で慣れてしまったけどね。

ウィーズリーおじさん「我が家にようこそ！！どうやってここへ来たのだね？」

ウィーズリーおじさんのこの質問に、待ってましたとばかりに、ウィーズリーおばさんが大声で言った。

ウィーズリーおばさん「あなたの息子達が車を飛ばして、二人を迎えに来たんです！！！！！！」
ウィーズリーおじさん「マグルに見つからなかったのか？」
ウィーズリーおじさんは双子達に聞き、もちろんのこと、双子達はバッチリさ、と言い、ならいい、とウィーズリーおじさんが言って終わったが、ウィーズリーおばさんは不機嫌そう。

いつのまにか、私とハリーのお皿にスクランブルエッグの池が出来上がっていた。(汗)

キィィィィ～……

ロン「……エロール！！じいさん、やっと帰って来たよ。」

窓から灰色の毛ばたき……もとい、ロンの化石フクロウのエロールがテーブルに伸びた。

ロン「ホグワーツからだ。君達二人のもあるよ。」
A「ありがとう。」

ロンから手紙をもらい、中を見てみると、新学期とホグワーツ特急の日時と、新しい教科書について書かれていた。

※字数