転生物語21 ページ26
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ーマレウスsideー
A『散歩するって言ってもどこ行く?』
マレウス『そうだな...森などどうだ?』
A『森!良いね!星とか良く見えそうだし!』
何故この僕にこんなに優しく接してくれるのだろうか...
皆んな僕の事を気味悪がったり怖がったりしている
この子は違う。
僕を怖がったりしない
嘘笑いでもない
A『...マレウス?どした?大丈夫?』
マレウス『...嗚呼、大丈夫だ』
A『悩み事とかあったら僕に遠慮なく言ってね!』
マレウス『嗚呼』
A『じゃあ行こ!』
暖かい
人の手はこんなにも暖かいのか。
久しぶりに感じた
この暖かさ
温もり
A『あ!マレウス見て!』
A『流れ星!』
マレウス『嗚呼、綺麗だな』
A『えっと、あの星なんて言うんだろう?』
マレウス『あれはベテルギウスだ』
A『え!?分かるの!?』
A『マレウスは物知りだね!』
そう言って笑うA
すぐに壊れてしまいそうな彼女。
A『ねぇねぇ、あの星は?』
マレウス『あれは...』
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マレウス『...A?』
マレウス『......寝てしまったか』
仕方ないディアソムニア寮に連れて行くか、
...僕の腕の中でスヤスヤ眠るA
とても愛らしい。
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作者名:蜂蜜ばーがー | 作成日時:2021年2月22日 22時