［銀魂］ 失ってから分かる物

銀さんの気になってること ページ5

高杉 Side




銀時「 気になってる事が1つある。」




銀時「いつも、いつも、譲ってやがった。自分のもん
　 俺が、俺達が貰った事もあったろ。
　 包帯から飯まで。」




高、坂「…」




坂本「…ワシが、手当てしちょった時も、怪我のデカイとこも、布っキレまいただけじゃった」





　『銀時の気になってる事』
　聞く前から、嫌でも分かってしまった。あいつが口にだすと、嫌でも確信した。
　そう思っているのは俺だけじゃない。辰馬もきっとそうだろう。
　俺だけでないのなら、ましてよく




　 隣りにいる俺達が思うのなら

　



高杉「そんでか？そんだけで、体力減って、反応鈍って、風邪まで引いちまったのか？









　 そんなら全部









　 俺達のせいじゃねぇかっ」




銀時「、、、」




坂本「ワシらのせいなら、尚更、ワシらが弱音吐いたらいかんき。
　 責めて、今できっ事やって、治っても、また気ぃつけたらよか。
　 渋い顔しちょるんは柄じゃないぜよ！前向けぇ！前‼」




銀時「それも、、、そうだな！起きやがったら覚え時やがれ！俺の貴重な時間
　 オメェがつぶしやがって！」




高杉「オメェは居なくてもどぉって事なかったぜ？むしろ足でまといだったわクソ天パ」




銀時「あぁ？言うじゃねぇかチビ杉くん？やんのかコラァ⁉」




坂本「アハハハハ！おまんら、ワシは前向け言うたが喧嘩しろとは言うちょらんがかぁ」




坂本(ヅラ、やっぱりおまんがおらんとこいつらまとめるやつばおらんき。
　 はよう目ぇ覚ませよ)




坂本「おい銀時！高杉！無駄な事せんと、やる事せぇ！」




銀時「へいへい、つってもなにすりゃいいんだ？寝とくか？」




高杉「勝手に寝とけクソ天パ」




銀時「オメェ、クソ天パしかいえねぇのかwレパートリー考えろやチビ」




高杉「んだとコノヤロー！クソバカ天パァァァァ！」




銀時「バカ付けただけじゃねぇか！んじゃ俺は寝ます！」




高杉「結局寝んのかよ！」




坂本「高杉、おまんも寝とけ！どうせ数日寝とらんのじゃろ」




高杉「寝とるわ！銀時が寝すぎなんだよ！！」




坂本「寝てていかんことは無いき、起きるとき起きさえすれば問題無いぜよ！」




高杉「わーったよ、寝ときゃいいんだろ寝ときゃ」




坂本「さて、ワシもちょっくら寝るか」

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