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Aside

すごい言われようの少年の姿を私も見ようと、悲鳴嶼さんの横にずれたのが…間違いだった。
すごく不安そうに周りを見回していたその少年と…目が合った。


─────後から聞いた話、この時私と少年はそっくりな顔でそっくりな表情をしていたそう。
目を見開いて固まっている少年は、赤黒い色の髪と瞳で……
私にとって“2番目に見たくない顔”だった。
そんな彼は、あたかも感動的な再会を果たしたような顔で、こう言った。

少年「A…?」
「…なんで…、なんで、鬼殺隊(ここ)にいるんだ?」

少年はとても驚いていたが、私だって声を上げてしまいたいほど驚いていたし、顔を青くしそうにもなった。
認めたくなかった。(炭治郎)が鬼の存在を、知ってしまったこと。
が、彼は鼻がいいことを思い出し慌てて焦る気持ちを隠す。

…なんで、私なんかにそんな顔できるの。
…なんで、覚えてたの。
昔から変わらない、お人好し。
そんな所が、私は───

思わず想いを零してしまいそうになる前に、すました顔をして
『…任務で、頭でも打ったの?』
『私の名前はAで合ってるけど、貴方のことは全く知らないよ。』と言った。

1-8→←1-6 炭治郎side



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設定タグ:鬼滅の刃 , 女主 , 鬼滅   
作品ジャンル:アニメ
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みこち(プロフ) - せんかさん» 大丈夫です。有難う御座います。 (5月12日 21時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
せんか(プロフ) - みこちさん» ありがとうございます!!了解しました〜!夢主ちゃんお話にいてもいいですかね…?() (5月12日 20時) (レス) id: 78ee830f0f (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - あの、可能でしたら、炭治郎が鬼の攻撃から玄弥を庇い、見た目其の儘に超絶美少女に変わり、知らずに兄貴の実弥が炭ちゃんに惚れて、事情を知らない兄貴を玄弥が呆れて止める…とか (5月11日 21時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
玲亜(プロフ) - せんかさん» ありがとうございます!待ってます! (5月11日 20時) (レス) id: d400c2c0a7 (このIDを非表示/違反報告)
せんか(プロフ) - 玲亜さん» 了解です!!かわいく書けるよう頑張ります!! (5月11日 20時) (レス) id: 78ee830f0f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:せんか | 作成日時:2023年3月16日 23時

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