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「マシュ、遠方から特殊弾が!」
「了解です、マスター!」
メカ相手になんとか頑張るマシュだけど、それでもメカを殲滅できる様子はない。
「マシュ、危ない!!」
魔力自体はカルデアとのパスがあるため疲弊することはないものの、見てるこちらもいつメカから攻撃を受けるかわからないので絶えず視界をマシュと周囲で交互に切りかえないといけない。
『すまない! どう足掻いても弱点の解析が追いつかない!! ……待ちたまえ、遠方からサーヴァントの反応と…………現在のメカとは違う性能のメカを捕捉! マシュ、A君、ここは逆転が効くかもだ! 少し辛抱してくれ!』
ダ・ヴィンチちゃんの指示に従いマシュは攻撃よりも防御に徹する。対する私もマシュの補助するための魔術を中心に詠唱した。
『サーヴァントのクラスが解明! クラスはアーチャーだ! 東にて宝具をの発動を確認、マシュ! 宝具に巻き込まれないようにこちらもカルデアスを!』
「了解しました! ……宝具、展開します!!」
そう言ってマシュはカルデアスを地面に叩きつけ宝具を展開した。幾重にも輝く結界がメカの砲撃を跳ね除けていく。
そしてカルデアスの盾越しに私は例のサーヴァントを見つけた。小柄な体型、艶のある黒髪、大きな軍帽、軍刀と火縄銃…………そして血のように真っ赤な瞳。……間違いない、あれはきっと……
――「これがの魔王の三千世界じゃああああああ!!!!」
ノッブウウウウウウウウウウウウウゥ!!!!!!!!!!!
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作者名:よろず/串刺しゴリラ饅頭 | 作成日時:2018年1月6日 11時