作曲者様募集!!

お題1　　「紅と赤との狂い咲き」 ページ4

・賑やかなとこは賑やかに、静かなところは怪しく。

こんな感じでお願いします!!

歌詞↓

真白(ましろ)な 息を吐いて

真白な 雪道(ゆきみち)の上に

狂い咲き(くるいざき)の 梅の花 静かに 落ちて
　
季節外れの 紅色(べにいろ)に 赤色の 涙が落ちる


　
かがりでまりで 遊ぶ子らを で見て 話しかけた

「その先に行っては いけないよ」

神様のお宿だよ



　
鳥居を くぐれば 赤提灯(あかちょうちん)

季節外れの 花読み歌(はなよみうた)

氏上(うじがみ)が 御神酒(おみき)に 口付けて

赤い 糸を吐いた


　
鳥居の 奥には 見世物芸(みせものげい)

廻る(まわる) 廻る 女郎屋(じょろうや)の列

一つ目も 三つ目も ほお染めて(ほおそめて)

赤い 息を飲んだ




真白な 小道(こみち)を

真白な肌で

狂い咲きの 梅の花 静かに 踏んで

季節外れの 紅色が 漆黒(しっこく)に 染まる



かがりでまりで 遊ぶ子らの まりを 取り上げ 糸ほどいた

「この先に 行って御覧なさい」

神様の御庭(おにわ)だよ




鳥居を くぐれば 赤提灯

季節外れの 墓荒し

宇賀ノ御魂(うかのみたま)に みそめられ

赤い 命を受けた


鳥居の 奥には

稲荷宮(いなりぐう)

廻る 廻る 雪月花(せつげつか)

アノ子も アノ子も 目を伏せて

赤い 布を織った




稲荷の社に 暮らすうち ああ 眼(め)に浮かぶよ 里の村

赤い 赤い眼をした 私には 要らなかった場所



赤い 赤い あの家に 私は

居なかった




愛しい 愛しいよ あの声が

愛しい 愛しいよ あの人が

愛しい 愛しいよ あの場所が







鳥居を くぐれば 赤提灯

季節外れの 恋唄(こいうた)と

氏神が 御神酒を 流し捨て

赤い 眼を 向けた



鳥居の 奥には 見世物芸

廻る 廻る 女郎蜘蛛の眼(じょろうぐものめ)

一つ目も 二つ目も 足を止め

赤い 眼を 向けた






鳥居の 提灯が 降ろされて







愛しい 愛しいよ 今更に 泣きわめいても 届かなくて

手元に残った 赤い糸 あの村に 続け

お題２　　「色髪漉き」（いろかみすき）→←注意

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