100話 ページ6
杉元「門倉テメェ〜、あののっぺら坊が偽物だって知ってただろうが」
門倉「もういいだろうるせぇな」
白石「何だその態度は！あああああ！！」
杉元「あれめちゃくちゃ怖かったぞコラァ！」
杉元が白石に枕を投げた
『僕も見たかったなぁ〜』
杉元「Aがあれ見たらきっと眠れなくなるよ〜？」
『え？僕はもともと幽霊とか信じないし』
白石「女の子は大体怖いもんだよ〜」
白石が隣に座って僕に酒を注いでくれた
一気に飲み干すとまた注いでくれた
『………やけに優しいな』
白石「ええ！？いつものことだよ〜何言ってるのAちゃん」
杉元「白石ぃ〜お前Aを酔わせて何しようとしてんだ」
白石「はて…なんだろな…」
杉元「テメェ白石！！」
二人の取っ組み合いが横で始まった
永倉「お前らいい加減に寝ろ！札幌連続殺人の次の犯行の予想はあと2日しかないんだ！早く起きて札幌を捜索するぞ！」
杉元「うるせぇコラァ！！」
枕が永倉のジイさんの顔に直撃
***
翌日全員が物売りに変装しながら情報を集める
僕は羽織を深く被って櫓から街を見渡す
白石「やばい！Aちゃん！もう日が暮れるぜ！！」
『ダメだ、この広い街で次の殺人現場を予想するなんて無理だ！』
白石「土方のジイさんが呼んでる！すぐに集まれって！」
櫓を降りて白石と走る
寝床の寺には全員がすでに集まっていた
石川啄木という人物が地図を広げた
石川「この地図を見てください…」
殺人現場を順々に指差していく
土方「ちょっと待て…その地図は札幌の地図ではない。どこの地図だ？」
杉元「？」
石川「ロンドンのホワイトチャペルです」
『ロンドン？』
石川「セント・ボトルフ教会…通常売春婦の教会とも呼ばれた教会があります」
ロンドンで起きた事件現場の地図と
札幌の地図を照らし合わせる
アシ「ぴったり一緒だ！」
石川「犯人はホワイトチャペルと似たこの札幌の街で犯行現場の位置まで再現しようとしていたんです！ジャック・ザ・リッパーが殺害した5人目の犯行現場はここ！！つまり札幌で最後の殺人が行われる場所は…札幌麦酒工場です！！」
それを伝えると石川啄木はぐったりとした
よくみると顔は傷だらけだ
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八咫烏(プロフ) - 名無しの権兵衛さん» ありがとうございます(^.^)作者は杉元も白石もみんな好きです！頑張ります(^-^) (2022年5月24日 1時) (
レス) id: 96574769f4 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの権兵衛 - とっても面白くて大好きです！杉元大好きなのでドキドキしながら見てます...❣️これからも頑張ってください！！ (2022年5月23日 22時) (レス) @page1 id: 7c65b36143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八咫烏 | 作成日時：2022年5月21日 2時
