26話 ページ27
「痛たあっ」
尾形「この使い方が正しかったようだな」
牛山「ジイさん日本語話せたのか！？」
親指を抑えた主人を抱きしめる杉元
杉元「日本語を話せるアイヌなんて珍しくも何ともない！なんてことをするんだ尾形！」
「(優しい…)」
尾形「ほんとにアイヌなら痛いとき咄嗟に日本語が出るもんかね」
『杉元！やっぱりその人たちはアイヌのふりをしてるんだよ！』
先ほどのアシリパさんの様子を見に行った男性が戻ってきた
尾形「ちょうど戻ってきた弟くんにも聞きたいことがあった」
杉元「あれ？アシリパさんは？」
「ああ…、弟が言うにはあの娘は近所の女性に刺繍を教わって夢中になってるそうだ」
その言葉を聞いて杉元が棒で男(弟)殴った
杉元「アシリパさんが刺繍に夢中だぁ？てめえ…あの子をどこへやった？」
牛山「あ？なんだその足」
尾形「そうそう、さっきも出ていく時にちらっと足首が見えた気がしたんだよな。そのくりからもんもんが」
『ヤクザがアイヌのふり…』
杉元「ゔぇろろろろごうろろああ！！」
棒を持った杉元が
おろらくきっと本来の使い方であろう叫び声を出した
杉元「アシリパさんをどこへやった！」
「俺のひと声で外にいる仲間があのガキの喉を掻き切るぜ！お前ら武器を捨てろ！」
杉元が男の口に棒を突っ込みそのまま首をへし折った
杉元「ひと声出せるもんなら出してみろ！」
私も拳銃を構える
ひとりの男性が銃を取ろうとしたところを尾形さんが撃った
尾形「エクロク助さん、アイヌ語で命乞いはどういうんだ？」
『尾形さん、援護します』
拳銃をしまって三八を構える
尾形「頼んだ。銃から目を鼻を離すな、一等卒」
杉元に銃を投げる尾形さん
窓から顔を覗かせた男が弓を放つ瞬間、僕が頭を撃ち抜く
牛山が男を投げる
杉元がアシリパさんを探しに外へ出た
『杉元は一人で大丈夫だろ』
尾形「そうでもないみたいだぜ」
杉元を襲おうとする男の頭を撃ち抜く尾形さん
尾形「俺も別に好きじゃねえぜ杉元…」
銃を構えていたが、杉元と尾形さんがほとんどやってしまったため
そっと銃を下ろした
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八咫烏(プロフ) - わたあめさん» ありがとうございます〜！これからもがんばりまっす^_^ (2022年5月20日 22時) (
レス) id: 96574769f4 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - 逆ハーって、失礼なんですけどスラッシュ使う小説多いじゃないですか、そういうのが無い、尚且つ文がちゃんとしていて面白いです！！ (2022年5月19日 16時) (レス) @page4 id: 35605ddd15 (このIDを非表示/違反報告)
八咫烏(プロフ) - のくにさん» ありがとうございます^_^亀さんですが頑張ります〜(^^) (2021年12月27日 18時) (レス) id: fb42b66ea4 (このIDを非表示/違反報告)
のくに(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！夢主ちゃんも可愛くて、続きが気になります！！更新頑張ってください！！ (2021年12月27日 9時) (レス) id: d56989958a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八咫烏 | 作成日時：2021年12月24日 18時
