22話 ページ23
土方「鶴見中尉がこの家を消しにきたということは…月島軍曹が生きて炭鉱を脱出したと考えるべきか」
尾形「だろうな」
『尾形さん、僕は2階へ』
尾形「………俺とAで外の連中を玄関に追い込む」
窓枠に配置
尾形さんは反対側を見ている
『結構居ますね』
尾形「撃って玄関側に追い込むんだ」
『はい』
影から出た軍服一部を見逃さずに撃つ
玄関には土方がいる
『尾形さん、下が騒がしいです。様子を見てきます』
尾形「待て」
『…？』
手招きで呼ばれ
そちらに向かう
扉の影に入り足音が近づくのを待つ
すぐさま拳銃に切り替え撃鉄を起こす
すぐに背後から回り込み
尾形さんが兵士の背中に銃剣を刺した
僕は拳銃の照準に兵士を入れ引き金に手をかけた途端
持っていた銃の銃床で顎を殴られた
『ぐぅっ…！』
尾形さんも殴られている
「死ね！コウモリ野郎が！」
銃床で何度も殴られている
『尾形さんっ！』
僕が立ち上がり銃を構えると違う影が階段から飛び出してきた
『杉元…』
尾形「なんだよ、お礼を言って欲しいのか？」
杉元「お前が好きで助けたわけじゃねえよ、コウモリ野郎が。A、大丈夫？」
手を差し出され、それを掴んで立ち上がる
『ありがとう、戻ってきてくれてよかった』
杉元の大きい両手が僕と顔を包む
杉元「血が出てる、口切った？」
『大丈夫だ、それよりもここを出ないと』
手を払い退けて再び外を警戒する
『下の状況は？』
杉元「上から物音がしたからすぐにここへきた。下はわからないが家永は牛山に任せた」
『土方のジイさんが一人だ！』
すぐに下へ行くと、下は煙だらけで視界が悪い
『ジイさん！』
杉元「土方どこだ」
上に残っていた尾形さんが下に降りてきた
尾形「逃げるなら今しかない！急げ！」
杉元「いくぞジイさん！」
なんとか抜け出してみんなと合流した
大勢で行動すると目立つということで二手に別れることに
僕たちに尾形さんと牛山が加わった
白石とキロランケは土方の方へついた
森に入りヤマシギを獲る
尾形さんがアシリパさんに銃で獲るのは無理だと言われ
拗ねてしまった
アシリパさんは罠を仕掛けて明日に備えた
***
翌日
尾形「A、こい」
『ん…んん〜…、まだ寝てたい…』
早朝から尾形さんに手を引かれる
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八咫烏(プロフ) - わたあめさん» ありがとうございます〜！これからもがんばりまっす^_^ (2022年5月20日 22時) (
レス) id: 96574769f4 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - 逆ハーって、失礼なんですけどスラッシュ使う小説多いじゃないですか、そういうのが無い、尚且つ文がちゃんとしていて面白いです！！ (2022年5月19日 16時) (レス) @page4 id: 35605ddd15 (このIDを非表示/違反報告)
八咫烏(プロフ) - のくにさん» ありがとうございます^_^亀さんですが頑張ります〜(^^) (2021年12月27日 18時) (レス) id: fb42b66ea4 (このIDを非表示/違反報告)
のくに(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！夢主ちゃんも可愛くて、続きが気になります！！更新頑張ってください！！ (2021年12月27日 9時) (レス) id: d56989958a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八咫烏 | 作成日時：2021年12月24日 18時
