12話 ページ13
酔い潰れて歩けなくなったため
杉元の背中で揺られている
杉元「アシリパさんならともかく、Aも潰れちゃうなんて…」
キロ「いいじゃねーか、疲れてんだろ」
『杉元〜僕はまだ飲めるぞ〜///』
杉元「もうダメだ！いま帰ってるから大人しくしてて」
『ぶーーー』
杉元「ぶーじゃないの、ダメなものはダメ！」
周りを見ると
アシリパさんはキロランケに担がれている
ホテルについてベッドに降ろされる
杉元「だいぶよくなった？」
『あ〜…ありがと…』
杉元「もう飲み過ぎちゃダメだよ」
『悪い…』
杉元「俺がいる時ならいいけど…」
『ん…なんか言ったか？』
杉元「いや、なんでもない。アシリパさんも寝てるし、今日はもう寝よう」
『そうだな…』
横で寝息を立てるアシリパさん
起こさないようにゆっくり布団に入って眠りにつく
『おやすみ杉元』
杉元「おやすみ…A」
***
誰かが僕の上に跨っている
家永「初めて見た時からこれは、と思った…」
僕の首元から胸、下っ腹と順々に触られていく
家永「女性の美しい曲線、美しい胸…』
気持ち悪い…
僕を触るだけ触り、アシリパさんの瞳を舐めたこの女
家永「深い深い青にうっすらと緑が見える…欲しい…っ！？」
杉元が起きて家永を蹴った！
酔いの所為か
いや違う
ガスが充満しているんだ
体が思うように動かない
カバンに手を伸ばして自分の腕を銃剣で斬る
『っ…』
杉元「てめぇなんでアシリパさんの目ん玉舐めてんだ？」
家永「目を舐めるなんてとんでもない！何かの見間違いです！」
『杉元…僕も見たぞ、この女…目ん玉舐めてやがった。僕の体も好き勝手触りやがって…！』
杉元「！…どうやってこの部屋へ入った。つっかえ棒がしてあったのに、どこから入ってきた」
ドアが激しく叩かれる
白石か
白石「杉元！入れてくれ！あの女将は刺青の囚人だ！」
杉元「こいつのことか、動物同治だかって信じて人を殺しまくったジジイ…」
家永が上に何かを投げた
注射器だ！
『杉元！』
狙いはアシリパさんか！
アシリパさんの顔の上で手を広げ杉元の手に注射器が刺さった
『あれ…いないぞ』
杉元「白石！女将が逃げたぞ！」
ドンッ…
『爆発だ』
杉元「キロランケの手投弾か！？」
杉元が部屋の外を確認すると、そのまま牛山と取っ組み合いになり行ってしまった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 194人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
八咫烏(プロフ) - わたあめさん» ありがとうございます〜！これからもがんばりまっす^_^ (2022年5月20日 22時) (
レス) id: 96574769f4 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - 逆ハーって、失礼なんですけどスラッシュ使う小説多いじゃないですか、そういうのが無い、尚且つ文がちゃんとしていて面白いです！！ (2022年5月19日 16時) (レス) @page4 id: 35605ddd15 (このIDを非表示/違反報告)
八咫烏(プロフ) - のくにさん» ありがとうございます^_^亀さんですが頑張ります〜(^^) (2021年12月27日 18時) (レス) id: fb42b66ea4 (このIDを非表示/違反報告)
のくに(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！夢主ちゃんも可愛くて、続きが気になります！！更新頑張ってください！！ (2021年12月27日 9時) (レス) id: d56989958a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：八咫烏 | 作成日時：2021年12月24日 18時
