真実を知った君に

万事屋 ページ25

銀時side

ー今、女の声が...誰だ？それも、俺の名前を知ってる？

A「銀時だよね？」

銀「？...！！おまえ！Aか？」

A「うん」

銀「っ！そう...か。久しぶりだな。」

ーA、そう、コイツは一緒に...

土「知り合いか？」

沖「こんな知り合いがいるなんて、可哀想でさぁ」

銀「ちょっと沖田くん？何言ってくれてんの？」

ーというか、俺の回想の時間返せや、土方！

銀「で、何でここにいんの？」

土「それより、万事屋とは、どういう関係だ」

沖「うわぁ、土方さん独占欲強いんですか？」

土「何でそうなるんだよ！」

？「銀ちゃん、知り合いアルか？」

銀「え？あ あぁ。そんなとこだ」

土「どこで会った」

銀「えっと、昔...」A「吉原で一度お客様として、いらしてくださったんですよ」

ーえ？吉原？え、あの吉原？何でそんなとこに

銀「おまっ！何で！ っ！」

その時、俺はそいつにもの凄い勢いで睨まれた。まるで、余計なことを言うな！とでも、言いたいように

土「吉原？よく覚えてたな」

A「えぇ。とてもしつこいお客様だったので、覚えていたんですよ」

沖「へぇ〜、そうなんですかぃ」

ー絶対疑ってるよ！もうバレてんじゃねぇの？

銀「まぁ、そんなとこだ！ははは」

ー笑えねぇー。とりあえずどうする！バレねぇようにしねぇと！

A「ところで、銀時様、お連れの方はどちら様ですか？」

銀「ぎ！銀時様？！」

A「吉原では、こうお呼びしていたではありませんか！」

ーそっ、そうだよな！俺は今、Aが吉原にいた頃のしつこい客の設定だ！ん？ちょっと失礼じゃねぇか？まぁ、そんなこと考えてる場合じゃねぇ！あの頃のことは、まだ真選組には、話してねぇんだろう。誤魔化すしかねぇな！

銀「そっ、そうだったな！俺は親しい感じの銀さんが良かったんだけど、お客様だからって絶対に呼んでくれなかったよなぁ」

沖「旦那ぁ、そんなことをしつこく言ってたんですかぃ？そりゃあ、覚えられてまさぁ」

銀「うるさいなぁ、総一郎くん」

沖「旦那ぁ、総悟でさぁ」

銀「で、連れだったよな？コイツらは...

神「歌舞伎町の女王、神楽様アル！よろしくな！」

沖「何言ってだぁ、クソチャイナ」

神「うるさいアル、クソサド」

ーあぁ、また始まっちゃったよ、この二人の喧嘩

新「ちょっと神楽ちゃん！やめなよ。あぁ、僕は志村新八です。よろしくお願いします！吉原では銀さんがご迷惑をお掛けしてすみませんでした」

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