二回目の転生先は脅威の侵略者編！？【吹雪士郎】 (ページ10)

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第九十話ページ10

フレア「っふう……グラン」
グラン「何だい？」
フレア「そろそろ離してくれ。
ガゼル達が待っている」
グラン「ふーん、俺よりガゼルの方を優先するんだ」

僕はグランに少々抱き付かれていたが、救世主ウルビダによって離された。

フレア「ありがとうな、ウルビダ。
感謝する」
ウルビダ「いいえ、こちらこそ。
グラン、あとで説教だからな(黒笑」
グラン「あ、俺、そろそろ沖縄に……行ってきますっ！！」
ウルビダ「おいっ！……本当にごめんな。フレア」
フレア「いや、いいんだ。本当に」
ウルビダ「何かあったら言えよ。
私がアイツらを何とかしてやるから」
フレア「ありがとう、じゃあ僕は研崎に呼ばれてるから」
ウルビダ「あぁ」

救世主ウルビダと別れ、僕は研崎が居る部屋に向かった。

＜研崎の部屋にて＞

ｺﾝｺﾝｯ

研崎「誰だ」
フレア「僕だ、フレア」

ｶﾞﾁｬ

研崎「フレア様、私が頼んでいた事は出来ましたか？」
フレア「あぁ、昨日に終わらせた。
……そろそろ沖縄でデザーム達が雷門と戦うだろう」
研崎「ですね………貴女は何でも知っているのでしょう？
それでしたら、私の計画“ダークエンペラーズ”は上手く行きますか？」
フレア「……“ダークエンペラーズ”は円堂達、雷門に倒される。
そして、お前は警察に捕まってしまう」
研崎「！！私が捕まるのですか？」
フレア「あぁ。
ダークエンペラーズは雷門の離脱したメンバーを使うと良い。
あと、ついでに僕は当日行けるか分からない」
研崎「元雷門メンバーですね、分かりました。
フレア様、貴女にはどうしても一緒に来てほしいのです。お願いします」
フレア「……出来ることだけはする」
研崎「ありがとうございます。
では、ガゼル様達の育成、頑張ってくださいね」
フレア「あぁ」

こうして、研崎との会話を終わらせた。

研崎「旦那様には今の私を止められないでしょう。
私の手先にはあの吹雪風華が居ますからね……。クククッ」