日々樹渉の双子の妹は兄を守ろうとした騎士でした。

生徒会室 ページ8

安寿香side


それから私は凛月といるようになりました。


零が留学の時も


王さまがいなくなってしまった日も


ずーっと。凛月に寄り添っていました。


凛月「ふふ♪A」


『なんですか？凛月』


この関係がいつまで続くのやら


〜午後〜


生徒会室にでも行きましょうか、、。


『Amazing…☆貴方の日々樹渉です！』


敬人「おい！日々樹花弁を散らして入ってくるなと何度も言っているだろ！」


『それはすみません！"右手の人"』


桃李「ちょロン毛！邪魔しに来たなら帰ってよ！」


『紅茶を飲みに来たのです！姫君』


英智「弓弦、安寿香に紅茶を」


生徒会-英智、弓弦「えぇ!?」


『おやバレていたのですか』


英智「分かるよ。渉は敬人の事右腕さんって呼んでいてたからね。」


『そうですか！それより紅茶を頂きますね！』


私は机におかれた紅茶を一口飲んだ


『ん〜♪美味しいですね！』


英智「最近は楽しいね」


『急にどうしたのですか？英智』


英智「いや、確か美羽？さんかな色々と問題を起こしてるじゃないか。大丈夫かい？Knightsは」


『正直言ってめんどくさいです。あんな下手くそな演技で騙される程Knightsは馬鹿じゃないですよ！』


英智「そうかい。ねぇ安寿香」


『何でしょうか？』


英智「美羽さんがこのまま全員味方につけるかそれともあんずちゃんの無実が発覚するかどっちだと思う？」


『ん〜？どっちでしょうねぇ！まぁ楽しそうなので見てますよ！』


英智「そうかい。」


『そろそろ失礼しますね！』


ガチャン



すると遠くから


「早く美羽ちゃんに謝れ！」「土下座だ！」


と聞こえた



確かここは2年生の共同フロアですか、、。



馬鹿ですねぇ、、、。



『Amazing！貴方の日々樹安寿香です！何をしているんですか？』


モブ「げ、奇人の双子だ！」


『先輩に対してそこ接し方はどうかと思いますがね！』


モブ「うるせぇ！こいつが美羽ちゃんに謝んねぇから」


『証拠があるんですか？』


モブ「あぁ？ねぇーけど美羽ちゃん泣いてただろ？」


『嘘泣きかも知れませんよ？』


モブ「んなわけねーだろ！」


『それより早く教室に戻った方がよろしいですよ？授業に遅れてしまいますよ！』


モブ「ﾁｯ」


うるさい声でしたね、、。


あんず「あ、ありがとうございました。日々樹先輩」


『いいのですよ！別に！それでは失礼します！』


あんず「はい！」

兄→←凛月との出会い

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す