149 ページ1
｢アル、どんな感じ？｣
ｱﾙ｢何やら、不審な人物が森を徘徊しています。そいつがユニコーンを襲っているのだと思われます。｣
森で、私はアルと話していた。
唐突に、赤い花火が打ち上げられた。
｢何があったの！？｣
ｱﾙ｢見てきます。｣
アルは飛び立っていった。
私がしばらく少し周辺を歩いていると、ガサゴソと物音がした。
私は鋭い目で音のした方を睨む。
ﾊﾘｰ｢A！こんなところで何してるの！？｣
ハリーとドラコ、そしてファングだった。
｢いやぁ、心配だったからさ。｣
嘘は言っていない。
ﾄﾞﾗｺ｢僕らはいいから、城へ帰れ。｣
｢やだ。｣
いくら純血貴族マルフォイ家跡取りでも、はとこでも、ブラック家跡取りに意見はしにくい。
ドラコは黙りこんだ。
ﾄﾞﾗｺ｢...何に乗っているんだ？｣
｢へ？守護霊。｣
私は守護霊に乗りながら、しばらくみんなで歩くと、純白に輝く美しいユニコーンが横たわっていた。
｢...っ...｣
許せない。
私は歯ぎしりした。
また1歩踏み出そうとすると、布ずれの音がした。
暗がりから、マントに包まれた影が這ってきて、ユニコーンの傷口から血を吸い始める。
ﾄﾞﾗｺ｢ぎゃぁぁぁぁぁあああ！｣
ドラコは絶叫して逃げ出した。ファングも。
私は集中力を失い、守護霊は消えた。
マントに包まれた影が顔を上げ、隠れた顔からコバルトブルーの血が滴った。
｢...ぅ...ぁあ...！｣
額の傷が傷んだ。割れるような痛みだ。
ハリーも額を押さえて苦しげだ。
背後から蹄の音が聞こえ、私達の背後から何かが飛び出して影に突進した。
？｢怪我はないかい？｣
私に手をさしのべるのは、パロミノのケンタウルスだった。
｢っ...ありがとう。｣
？｢君は...救世主か。そして、あのブラックの子。｣
｢ええ。...ハリー！｣
未だ額を押さえてうずくまっているハリーを急いで立ち上がらせた。
ﾊﾘｰ｢ぁ...｣
？｢君も怪我はないかい？｣
ﾊﾘｰ｢ええ...あれは何だったのですか？｣
ケンタウルスは答えなかった。
？｢君があのポッターなんだね。早くハグリッドのところに戻った方がいい。今、森は安全じゃない...特に君達はね。私に乗れるかな？その方が早いから。｣
ハリーを背中に乗せ、私も乗せようとしたが、断った。
｢
？｢私の名前はフィレンツェだ。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 317人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りあ(プロフ) - 早く続編を見たいです！楽しみに待ってますね！ (2022年10月20日 14時) (
レス) @page21 id: 2821336846 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 続編楽しみにしてます！ (2021年4月22日 21時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈 美奈 - お久しぶりです！やっとまた読めました！（一時的に）賢者の石、完結おめでとうございます！続編たのしみにしています！応援してます、頑張ってください！ (2021年1月27日 17時) (レス) id: c6014268c1 (このIDを非表示/違反報告)
Silky Love(プロフ) - 続編早くみたいです！楽しみにしてます！！！ (2021年1月25日 18時) (レス) id: 8f0d37e51e (このIDを非表示/違反報告)
スノウ(プロフ) - このお話すごく好きです！応援しています！続編楽しみにしてます！ (2020年12月17日 16時) (レス) id: 4bf735c37e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：舞咲優陽 | 作成日時：2020年9月16日 7時
