memory/16 ページ17
そのまま私達は無言のまま姿くらましをし、
結局私は教授に話しかける事が出来なかった。
クークはもう疲れ切ってしまったのかスースー寝息を立ててずっと寝ている。
辺りはもう闇に包まれ、雲からこっそりと覗く月が唯一の光となっていた。
もう、教授とあんな風に話せないのかな？
教授と笑い合ったこと、怒られたこと、でも実はすっごく優しかったこと…
Aにとっての今日１日は久しぶりに誰かと一緒に過ごす最高の日だったのだ。
いやだいやだいやだいやだ
ただそんな思考が頭の中を駆け巡る
だけど、私はそんなにバカじゃないわ。
嫌なら行動するのみよ。
薄暗い夜道に2人の重い足音だけが静かに響く。
気づくと、家から少し離れたところに姿あらわし、したはずなのにもう門についてしまった。
気持ちを落ち着かせて今度こそ口を開く。
「教授…！」
「Ms.A！」
へっ？
私の目線の先には私と同じようにびっくりした教授がいた。
私が教授から話しかけられた事と突然の名前呼びに戸惑っていると先に話し始めたのは教授だった。
「あーそのな。すまなかった。
貴様のことを避けているようになって、
別に貴様の事が嫌いなどその様なわけでは断じて
ないからな。」
スネイプは柄でもないと言うようににぶっきらぼうに言った。
その様子が何だか可笑しかったのと嫌われてなかったという安堵感があふれてきて、
つい私は笑ってしまった。
「ふふっ。」
「我輩は何か可笑しな事でも言ったか？」
そんな事を真顔で聞いてくるなんてどこまで言っても面白い人だな。
「いーえ。
何だか安心したのとそんな事を言っていただけた
嬉しさでつい、、。」
私が微笑しながらそういうと教授はどこかホッとした様な表情を見せた。
「私、今日は本当に楽しかったんです。
クークとも出会えたし、教授と１日を過ごせて」
ふと、クークの方を見るといつ起きたのか教授の方をじーっと見ていた。
「それなら、よかった。」
「それと、杖の事なのだが…。
オリバンダーの忠告もあった事だ。
月の光は強力な魔術を秘めている。
呪文を使う時は充分に気をつけて……っ
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blackboy.(プロフ) - みかんさん» 更新、返信、遅れてしまい本当に申し訳ございませんでした！こんな作品を読んでくださりありがとうございます！不定期な更新になってしまいますがこれからも読んでくださると嬉しいです！ (2017年12月9日 14時) (
レス) id: 9966b118ce (このIDを非表示/違反報告)
みかん - マジで更新さっさとしてくれませんか。気になってしかたないです。 (2017年12月6日 23時) (レス) id: 65a25fa3d7 (このIDを非表示/違反報告)
blackboy.(プロフ) - Yu-kaさん» ありがとうございます！これからも応援宜しくお願いします！ (2017年12月2日 16時) (レス) id: 9966b118ce (このIDを非表示/違反報告)
Yu-ka(プロフ) - がんばって下さい！ずっと応援してます！！！ (2017年11月18日 18時) (レス) id: 7f44adbd4c (このIDを非表示/違反報告)
blackboy.(プロフ) - Yu-kaさん» ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！更新頑張ります！ (2017年11月18日 18時) (レス) id: 9966b118ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：blackboy. | 作成日時：2017年4月6日 15時
