29話 ページ36
トントンside
後は、作戦を立て、実行するだけや
os「なぁ、トントン。今回のさ、この騒動どう思う？」
tn「どうって…案外抜け道があるんちゃうかとは思うんやけど」
os「Aも言った通り俺、あの外交官の息子やねん。只、嫌になってこの国に来て革命に参加して裏切って……でもな後悔をしたことはないんや。皆が居るから楽しいんや。一回親を説得してみる」
tn「ということは一回戻るっちゅうことか？」
os「せや」
もし、戻らんかったら
オスマンがβ国についたら
情報を流したら
この国は終わる
未来って見えないのも怖い
不安や
でも、見えてても不安なんやろな
なぁ……＿＿＿A
os「ちゃんと戻ってくるし安心してや」
tn「その言葉、信じんで」
os「作戦はさ、こうでええか？まず、俺が親んとこに行って説得。その間にゾムがあの国の王に会いに行く。それでAにはグルッペンの救出を」
tn「一応、ショッピ君も連れて行くか？」
os「それがええかもな」
tn「ショッピ君は念のため何時でもスナイプ出来るようにしといてもろて」
os「そうと決まれば会議やな」
tn「ｺｸ」
グルさんは助け出せる
tn≪幹部総員と協力者に次ぐ。今すぐ会議室に来てくれ≫
よし
tn「行で」
・
忘れてるな〜
あの時の王家のこと
思い出したら楽なのに
あ、そうそう
フィニス家代々に伝わってる魔法があるって言ったじゃん？
個人によって効果は変わってくるけど
Aは、＿＿＿＿＿＿を視ることができる
何が視れるって？
それは赤のをヒントにして
属性名はまた別にあるけど
ま、黒も属性を使えば、あっという間に脱出出来るけど
それを敢えてしないということは
何か考えがあるんだろうね
さてさてこの物語はまだ序盤に過ぎない
どうなるんだろうね
作戦開始まで＿＿＿＿＿＿
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