【wrwrd】記憶のない彼は【男主】 (ページ29)

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26話ページ29

ロボロside

監視カメラには怪しい奴は今んとこ居らん見たいやねんけどな

あ、ゾムとAが居らん

家に行ったんか？

資料取りに

ut「ロボロ～開けてくれへん～？」

あ、大先生や

rbr「待ってや～。ん。開けたで」

ut「はい、これ。Aがハッキングしたデータや」

rbr「確か、カメラの方をしたんやっけ。確認するわ。ちょっと待ってや」

ん？

グルッペンの居るとこって……

rbr「まだ確定ではないねんけど、黒の可能性が高いで、これ」

ut「やっぱ？」

rbr「研究施設か、只の地下牢かはまだ定かではあらへん。やけど……」

場所が

似てるんや

引き取られ先に

ut「……辛いかもしれへん。やけど、やるしかないんや」

rbr「そんなん、分かってるわ。Aの腕、聞いてええ？」

ut「曰く、ガバガバすぎて半日もかからへんかったらしいで」

rbr「見せつけやったら、大分危ないで。大先生、はよ情報提供してや？」

ut「分かっとるわ。そんぐらい。ほな、ハッキングもあるし戻るわ」

rbr「おん。このデータを持ってきたってことは解析もしてくれっちゅうことやろ？」

ut「頼んだで」

忌まわしい記憶を思い出してしもたな

ことが起こる前に救出せなあかんな

―――「一度、守るって、決めたもんは、最期まで……守り抜いてや……。お前には、その、力がある、から……」

rbr「嫌や、兄ちゃん？行かんといてや。一人にせんといてや」

｢此処も次期に危うくなる。お前だけでも逃げて｣——————

兄ちゃんも言ってた

最期まで諦めずに守り抜けって

逝ってしもたけど、俺を救ってくれた兄ちゃんとの最後の約束やし

感傷に浸ってても意味はあらへん

切り替えやなな

・

青は、真面目に働き

赤は、徹夜続き(寝てほしい(切実))

桃色は、過去に囚われながらも前に進んでいこうと決意する

彼らが辿り着く真実とは＿＿＿＿＿

まだ、知るものは居ない