20話 ページ22
ゾムside
どーっかで見たことあんねんなー
A、何処で見たんやろ
何時でも国外に行けるように国境沿いにおんねんけどな？
迷った←
シッマじゃああるまいしないと思ってたんやけど←
迷った←
どうしよなー
適当に歩いててもあれやしなー
ん？家何ってあったっけ？
zm「誰かいますー？」
よし、返事ない
入るか
zm「邪魔すんで〜」
誰も居ないみたいやな…
鍵も掛けんと一体何処に行きよったんや？
二階もある…
まずは一階の散策やな
一階は…キッチンとダイニング、ん？奥にも部屋ある
パソコンとか、資料が散らばってる…
つい最近まで此処に居ったんやな
勝手に見んのも気が引けるけどそうも言うてられへんよな
残ってんのは……ハッキング履歴と、ん？何やこれ
”フィキオと久しぶりに依頼をこなした”
zm「”いつぶりだっただろうか。だがフィキオにもう共に暗殺はできないって言われたときは驚いた。”」
履歴を見んのは俺ぐらいやと思ってたんか？
てかフィキオってわしやないかい
それじゃ此処はインテルの家か？
そういやインテルの素顔と本名知らんな
何か関係あるんやろか
もう少し探ってみるか
一階は一通り見たし…二ｋ…ん？地下ある
地下は一番後でええか
二階は…寝室とバスルーム、資料保管庫だけか
寝室見てみよ
zm「ん？誰の写真や？」
紙を付けてる人と…兄さん？
出身国が同じ何か？
紙は境って書かれてるな
あれ？裏にもう一枚ある
豚の被り物をした人と…A？
え？インテルってAやったん？
何でも屋やったって聞いたけど
記憶に繋がる奴でも持って帰るかー
写真やろ？PCやろ？後はー引き出しん中何か入っとらんかな…
……境と書かれた紙
クローゼットの中にはガスマスク…
そういえばインテルフィキオの他にガスマスクの暗殺組って呼ばれとったな
グルさん知ってるんやろか？
まあ知ってても今は居らんけど
他は、黒のパーカー……インテルやん
よし、ガスマスクと写真とPCと紙を持って帰るか
待っててや相棒
記憶は俺が思い出したるさかい
・
彼は暗殺者でもあるが彼以外に知るものは居ない
腕利きの暗殺者はインテルフィキオのことだろう
元々一人だと思われてたが二人という事実
彼は思い出すのだろうか
黄緑は自分の知らない彼を知れたという喜びと共に覚えてないと言われる悲しさを感じた
赤もそんな気持ちを味わった
黄緑は耐えられるのか
黄緑の感じることは誰も知らない
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