lov× ページ9
それからそんな関係は続き、センラ先輩の受験が終わった。
勿論センラ先輩は難関大学に合格。
_____そして
「卒業、おめでとうございます。そして合格おめでとうございます」
卒業式の後、友達の誘いを断り、センラ先輩と喫茶店に来ていた。
ここは、センラ先輩イチオシの喫茶店。
先輩曰く、穴場なのだそう。
流石先輩、センスがいい喫茶店である。
「ありがと。Aちゃんも進級おめでとう」
「........馬鹿にしてます?」
「え、だっていつも定期テストのときAちゃん俺に泣きついてきたやん」
「それはそれですよ」
_先輩に馬鹿にされた。
私は決して泣きついてなどいない。
........別に先輩と居たいからってそんな「点数取れないんで教えてください」なんて言った訳じゃないんだからね
「ま、とりあえず乾杯でもしよか」
と、コーヒーカップを手に言う先輩。
「そうですね」
二人の声が重なる。
「「乾杯」」
私はずっと先輩と学校が違ってもずっと居るんだと思っていた。
__私は。
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美傘(プロフ) - 面白かったです、続き期待してます! (2022年1月6日 18時) (レス) @page16 id: d900c150ef (このIDを非表示/違反報告)
遙の琴(プロフ) - ビムロスの夜さん» そういってもらえて光栄です! (2020年12月31日 13時) (レス) id: 13dfa25a50 (このIDを非表示/違反報告)
遙の琴(プロフ) - 葵さん» ありがとうございます! (2020年12月31日 13時) (レス) id: 13dfa25a50 (このIDを非表示/違反報告)
ビムロスの夜(プロフ) - とてもとても続きが読みたいです。 (2020年12月30日 21時) (レス) id: 93b38a58ea (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 続きが読みたいです( ˙-˙) (2020年12月30日 18時) (レス) id: d4112c5119 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沼ごけ x他1人 | 作成日時:2020年8月12日 17時