第345話 ページ32
「…そうだな…それは又の機会にして、ゆっくり来たいところだな…」
Swap/Muffet「あら、仕方ない」
そう言うと、Swap/Muffetはすっと引き下がり、カフェへと戻る。
「…何せ、一文無しだからな…」
Swap/CharaとBERRYに手を引かれながら汗を一つ掻くA。
先の広場とは違う緑の多い場所へと着くと、木陰の方へと案内される。
「さっきの広場じゃなくていいのか?」
Swap/Chara「うん。ここは安全だから」
と、Swap/Charaが視線をある方向へと向けた。
それを追ってAもその方向を見ると、電灯があり、防犯カメラが設置されておりランプが赤く光っていた。
「確かに安全だな」
先日の爆破テロを講じての1つの抑止力。
木の根元へ座ると、Swap/Charaは持っていた紙袋を膝の上に置くとその袋の口を開き、手を入れた。
Swap/Chara「袋いっぱいに沢山買ったから食べよ」
と、クロワッサンを2つ程出しBERRYとHONEYへと渡す。
「俺達も食べよう。ドリーム」
座っていたDREAMの肩を叩く。
皆で喋りながら食べていると、Aはある事に気付き立ち上がり、その方向へと歩く。
その後を追い、DREAMがAの元へ。
DREAM「A、どうしたの? …って、わっ…あれ…!」
Aの目の先にあったのは、名は違えど
「ここにも、あれ流行ってるのか?」
BERRY「そうだぞ! 俺様もやった事があるんだ! とっても楽しい競技だぞ!」
食べ終わったBERRYとSwap/Charaが二人へと近付く。
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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年4月26日 16時