第318話 ページ4
着いた先は、地下世界に合った遺跡を思わせるような配色の大きな二階建ての家。
車を停めて、降りると白く大きな何かといつの間にか先に来ていたᏦetchupが近付いてきた。
UT/Toriel「おかえりなさい」
UT/Frisk「ママ、ただいま!」
「…ママか。初めまして、俺はAって言います」
UT/Toriel「うふふ、初めましてね。わたしはトリエル」
AはUT/Torielの顔を見つめながら、Shift/Asrielを思い出す。
(…親子だな…)
つい思い出し微笑んだ。
UT/Toriel「今日はバタースコッチパイを焼こうと思ってるの。良かったら、どうかしら?」
UT/Papyrus「女王様のパイは世界一だぞ、A!!」
UT/Frisk「食べようよ!」
「是非、頂きたいな…」
・・・
深夜1時。トイレに行こうとしたAは静かにUT/Friskと共に寝ていたベッドから離れ階段を降りると、暖炉の前にあるソファでDREAMが毛布に包まっていた。
「寝れないのか? ドリーム」
DREAM「あ、A…」
「俺はお花を積みにな?」
そう言いながらAはDREAMの隣へと座ると、頭まで被っていた毛布を肩へと下ろす。
「…アンダースワップに
DREAM「アンダースワップと比べて小規模だったから、会わないと思ってたけど、Aは気になっちゃう…よね…?」
段々と小さくなるDREAMの声に、Aは思わず顔を覗き込んだ。
「ドリームらしくないな。どうした?」
そんなAと目を合わせて話し始めるDREAM。
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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年4月26日 16時