所詮は他者の想いのオモチャであるが、とりあえず自由に生きる。━8 (ページ25)

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第３３９話ページ25

「コルト・パイソンか〜。しかも、6インチ…俺(私)の好きなタイプ…」

DREAM「…い、今のA…？」

「ははっ、さあな」

と、Aは誤魔化しながらリボルバーを戻しMurderに銃口を向ける。

DREAM「ナイトメア(兄弟)は僕が相手をするね」

そう言うと、DREAMは跳び上がりNIGHTMAREの前へと立つ。

MurderはAの持つ銃の銃口を見つめたまま。

Murder「こんな言葉を知ってるか？好奇心は猫を殺す」

「手を出すなって事か？」

その問いに沈黙を返すのみのMurder。

Aは沈黙(肯定)と取り、密かに笑う。

「もしかしたら、そう、作られてるのかもな」

コルト・パイソンを向けたまま、Murderへと近付く。

「元の世界では結構、無闇矢鱈に触れて見てた」

自身のAU(世界)全てが、オモチャに見せられた拷問する為の道具のものばかりの用途。

「俺も好奇心旺盛の猫なんでな！！！」

コルト・パイソンの引き金を引き、足元へと放つ。

Murder「ッ！」

後ろへと転がるように避けると、Aへと骨を撃ち返す。

「当たらないな(よ)ッ！！」

まるでどこに流れるか分かっているかのように躱し、Murderの方へと前進していくA。

Murder(こンの、ッ！！)

後ろではNIGHTMAREとDREAMが攻防を続けているのを避けた際に確認しているMurderは、自身の後ろに骨の壁を作り出すとガスターブラスターを顕現させ、その口を開く光を貯め出す。

ガスターブラスターへと銃弾を放つも、光により焼かれ届かず。