第330話 ページ16
Aは先に起きた事の顛末を話す。
InK「…デモがあった事は…書いてるから覚えてる…でも、A…」
グイッとマフラーを引っ張られ、InKの方へと向く。
InK「…僕は巻き込まれて欲しくない、かな…」
「俺は、巻き込んで欲しかった。だから、インクも一緒に来てくれないか?」
InK「え?!」
「一先ず…答えは聞かない、行くからな」
InKが作った絵の具のポータルの方へと身体を向けると、手を引き、飛び込んだ。
・・・
UNDERSWAPのとある一軒家にて。
NIGHTMARE「キラーに、マーダー。調査は済んだか?」
Murder「ああ、ボスがこの世界に入れたのは恐らくコレが大方の
と、Murderは血だらけの横断幕を取り出り、広げる。
その横断幕には【地下に帰れ!! モンスター共!!】と書き殴られていた。
NIGHTMARE「なるほどな」
NIGHTMAREは、疑問の種を払拭した影響か横断幕からすぐに目を離すと、窓の外を眺め出す。
NIGHTMARE「だが、起点となった奴がいるはずだ。相応のネガティブを生むナニカ…」
思考に浮かぶのは、ネガティブを放っていた時のAの感情。
あれほどではないがと思考を捨てる。
HORROR「Aには頼まないのか?」
NIGHTMARE「アイツは察しが早い」
KILLER「せめて、ニンゲンかモンスターって分からないか? ボス」
NIGHTMARE「只の感情の一端だ。そこまで分かる訳がない…ましてや、
そんな話をしていた時、その一軒家に住んでいるニンゲンあろう手足を縛られた男が近くにいるMurderへと近付く。
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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年4月26日 16時