第328話 ページ14
「…よし、ガスター。代わろうな」
_/Gaster〔代わる気かな? マスタードくんと同様、マーダーくんと同視する君が悪いよ〕
_/Gasterは笑いながら、姿を表すと目の前の何かを舐め回す様に見つめた。
握手をしている状態なので、目の前の何かは_/Gasterを見つめ、不快そうな表情を浮かべる。
「なんでだ」
REAPER「改めてリーパーサンズ、リーパーって呼ばれてるぜ」
「ああ、宜しくな」
REAPERは、握手をし続けても何ともないAの顔を見つめた後、手を離す。
「俺がその、上手く死ねない
InK「ごめんって〜!!!」
「嫌、焦っただけなんだ」
自身に背を向けて話す2人を横目にAと握手を交わした掌を見つめるREAPER。
REAPER「…死んでるような生きてるような、あんな不気味な、狭間の存在だ」
小さくそう呟き、見つめた手を拳に変えた。
「…質問なんだが、ケチャップって何にでもなれる可能性なのか?」
InK「う〜ん、なんというか…そう言われると難しいかも! 僕も、そういう存在だし!」
「キラーもマーダーもホラーも、ケチャップが元なんだろ? AUのそこの辺り分からないんだよな。…そんな事言ったら俺のいたAUが一番分からないな」
と、笑っているとREAPERが前に出てきて2人の間に立ち、AとInKを交互に見た後にAの方へと目を向けた。
REAPER「お前さんの世界はどんなんだったんだ?」
「…話すとしても、本当に胸糞が悪いぞ。良いのか?」
REAPER「良いぜ。こっちは死神やってんだ」
「なら話すか」
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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年4月26日 16時