第２５３話 ページ29
「どうした、ホラー…良かったら、繋ぐか？」
と、右手を差し出す。その行為にAlizaが口元に手を置き驚く。
HORROR「……A、お前は危機感を持っていない」
「自分が死なないからきてる自信じゃないぞ。お前を信用する、だからこうしてるんだ」
HORRORは尚もAが差し出すその右手を見つめたまま。
「ホラーがまだ無理って言うなら─────」
HORROR/Papyrus「手を握るのか？！ 俺様もできるぞ！」
と、HORROR/Papyrusは近くのテーブルに持っていた何かを置くとソファの方へと走ってきて、AがHORRORに差し出していた右手を乱暴に取ると上下に振る。
「おおおおっ…！！！！？」
その反動で繋いでいるAlizaにも、その揺れが伝わり共に上下に揺れる。
HORROR「兄弟。困ってるぜ」
HORRORにそう止められたHORROR/Papyrusは、上下に揺れるのをやめ、Aを見つめた。
「あはははっ！ 久々に腕を酷使したな。前に酷使した時は、ある子を腕に引っ掛けて回った時の事だな」
HORROR/Papyrus「俺様もできるぞ！」
「俺より身長大きいからさぞ楽しいだろうな〜」
すると、HORROR/Papyrusは「そうだ！」と大きな声を上げて、Aから手を離すとAlizaも共にゆっくりと離す。
HORROR/Papyrus「歓迎の印だ！ 出来たてだぞ！！」
「おおっ……おお…」
受け取ったお皿の料理は恐らくAlizaが言ったようにパスタなのだろうが、ニンゲンの眼球がトッピングのように添えられている。
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ユーキ(プロフ) - ぬこさん» コメント、ありがとうございます！ 読んでいただき、ありがとうございます！ 励みになります！ (2023年2月11日 10時) (
レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 最近やっと追い付きました！こっそり応援してます！！ (2023年2月11日 3時) (レス) @page32 id: c2e210ac96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユーキ | 作成日時：2023年1月26日 21時
